コールセンターのマスクが息苦しい?しない人の言い分は?
今回はコールセンターとマスクについて取り上げてみたいと思います。
昨年初めあたりから発生し、現在でも感染者が増えているコロナウイルス。
都内だけでも感染者が3000人を超え(2021/07/29時点)、今後もしばらくは予断を許さない状況が続きそうです。
コールセンターでも当然に各社がウイルス対策を講じており、マスクの着用や消毒や手洗いの徹底・オフィス内の換気・ヘッドセット等の消毒など、従業員の安全を確保しています。
ですがコールセンターで日常的に使用するマスクについて、「息苦しい」「酸欠になりそう」など、オペレーターから不満の声が上がっている事もあるようです。
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コールセンターでマスクは息苦しい?
コールセンターで働くオペレーターからは「マスクが息苦しい」「喋るのが辛い」といった声が聞かれます。
オフィス内で常にお客様相手に喋り続けなければならず、落ち着いて一息つく間もないセンターさえもあります。
まして今では夏シーズンで蒸せてしまいやすく、通気性の悪いマスクを使用すると余計に息苦しさを感じてしまう事も。
マスクをして話すという事は声がこもりやすくなり聞き取りにくくなる事もありますし、声のボリュームが小さく聞こえお客様から指摘されることも多く、ストレスが溜まることもあるでしょう。
もしくは人によってマスクによる肌荒れや化粧落ち・メガネの曇りなどに悩む人もいるのかもしれません。
またマスクをしながら話し呼吸をするという事は、”自分の吐いた息を自分で吸っている”事にも。
コールセンター高層ビルのオフィスでは窓を開けることが出来ないケースも多く、空気がこもった室内でひたすら喋り続けなければならない状況は辛いものです。
もし息苦しい状態が続き「酸欠」のような状態になると、人によっては頭痛やめまい・集中力の低下に繋がることも。
中には耐え切れず、ついついマスクを外して喋ってしまったり、顎の下にマスクをかけながら話すオペレーターの姿もありました。
コールセンターというのはオフィス内でオペレーター同士が近距離で話し続けるという職業柄、3密を避けることが難しい現場でもあり、油断をするとクラスターが発生してしまいます。
このような状況下では仕方のない事とは言え、コールセンターでのマスク等の息苦しさを緩和し、少しでも快適に仕事を続けていくための工夫が求められます。
コールセンターのマスクの苦しさを和らげるには
マスクの息苦しさを少しでも和らげるには、どのような方法があるのでしょうか。
例として以下のような方法が考えられます。
- 布(麻・ウレタン等)マスクに変える(通気性のよいもの)
- マスクのサイズを見直してみる(小さくて密着し過ぎている場合)
- マスクフレームを使う(口や鼻の張り付きを防止)
- クール素材(冷感マスク)を使う
- 立体マスクを使う(マスク内に空間を作る)
- ヘッドセットのマイク位置を調整してみる(以前の位置のままになっている人も)
- マスクに香りスプレーやアロマオイルをつける
- 飴をなめる(ミントなど清涼感のあるもの)
- 室温(空調・サーキュレーター・扇風機など)の活用・工夫
- こまめな水分補給
- 応対時の姿勢の見直し
ただしどんなに息苦しいとは言え、上記の対策が全て有効とは限らない点にも注意が必要です。
例えばコールセンターでは自分でマスクを用意せず、派遣先会社側でマスクを指定・配布してくれる所も多くあります。
また一般的には布マスクやウレタン素材は不織布マスクよりも遮断性が劣ると言われ、飛沫の飛びやすいコールセンターのような職場では不適切な場合もあるかもしれません。
マスクのサイズを見直すとしても大き過ぎると逆に隙間ができてしまう事も考えられますし、マスクフレームを使うと逆に喋りにくいという人もいる事でしょう。
そのためコールセンター内でマスクの息苦しさを完全に解消することは難しいかもしれませんが、自分なりに工夫をして出来るだけ快適に過ごせる環境を目指していきたいですね。
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コールセンターでマスクをしない人?
現在のコールセンターでは感染対策がなされている為、マスクをしていない人はほぼいないかと思います。
オペレーターも全員がマスクをしていますし、SVもフェイスシールドを着用するなど対策を徹底しています。
ですが中にはコールセンターをはじめ職場内で”マスクをしない人”も稀に一部いるようです。
マスクをしない人の言い分は以下のようなものがあります。
- 「マスクをすると息苦しい」
- 「マスクは耳が痛くなる」
- 「自分はコロナに感染してないから」
- 「化粧が落ちる」
- 「敏感肌なので」
- 「印象が悪くなる」
- 「飲み物を頻繁に飲むから」
- 「人と話す時はマスクを外すのがマナー」
- 「ワクチンは接種済み」
- 「隣席との間隔が十分あるから」
少し前には「自粛警察」のような言葉が流行ったように、マスクをしない人達に対しての風当たりが強くなったこともありました。
最近ではコロナが長引いてしまった余り、ウイルス対策や緊急事態宣言といったワードに慣れてきてしまっているのも事実かと思います。
ですがコールセンターのような職場の場合、マスクを始めとした感染対策は必須です。
室内で多くのオペレーターがお客様と話し続けるコールセンターにおいては、飛沫が飛ぶことで感染リスクが高まってしまいます。
逆に言えば、コールセンターは不特定多数の人が出入りする場所ではない為、一人一人がしっかりと対策を講じれば感染拡大を防止することが出来るかと思います。
もちろん対策はマスクだけでなく、アクリル板の使用やパーテーションの高さの調整・室内の換気・拠点の分散・手洗い・アルコール消毒・在宅勤務の移行など、取り組むべき項目は沢山あります。
現在はコールセンターも人員を減らし対応に追われている所も多いかと思いますが、従業員の健康を考え全員が危機感を持って取り組むことが大切です。
まとめ
コールセンターのマスクの息苦しさなどについて幾つか挙げてみました。
最近ではすでに、外出時のマスク着用に慣れてしまった人も多いかと思います。
コールセンターにおいても残念ながらしばらくは、マスクを着用しながら業務に取り組む時期がもう少し長引きそうです。
ここまで長く着用してくると、もはや”マスクも顔の一部”。
自分なりに息苦しさを解消できる工夫をし、出来るかぎりオペレーター業務を快適なものにしていきたいですね。
今回は「コールセンターのマスクは息苦しい?」について取り上げてみました。
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