コールセンターの副業はバレる?掛け持ちの注意点は?
今回はコールセンターの副業について取り上げてみたいと思います。
リモートや在宅ワークが普及する中、本業と併せて副業に取り組む人が増えています。
一部の企業では副業を容認する動きも見え、時間を有効活用したり経済的な理由で副業を始める人も多くなっているようです。
副業を始めるには様々な仕事が考えられますが、その中でもお勧めな職種に「コールセンター」の仕事があります。
コールセンターはその仕事柄、会社員の副業としても取り組みやすい仕事です。
今回はそんなコールセンターの副業について挙げてみます。
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コールセンターは副業にできる?
コールセンターの仕事を副業にする事はできるのでしょうか。
実際に多くのコールセンターでは副業を認めている企業が多く、多くのオペレーターが他と掛け持ちして仕事をしています。
以下は派遣ポータルサイト「はたらこねっと」による、副業についてのアンケート結果です。
Q1-1「副業をしたことがありますか?」という問いに対し、実に58%と半分以上の人が「副業したことがある」と回答しています。
※(回答者の本業の雇用形態は正社員21%・契約社員12%・派遣社員33%・パートアルバイト30%(2019年))
副業に取り組む人の数も年々増えており、近年では副業の雇用形態として派遣やアルバイト以外にも、会社勤めをせずフリーランスとして活動する人も増えているようです。
Q3-1「副業の職種」については、飲食や事務職・軽作業やコールセンターの仕事が上位となっています。
飲食や事務職のように身近で取り組みやすいお仕事や、軽作業・コールセンターのような体力的に負担の少ない仕事が副業として選ばれやすいことが分かります。
ライターやWEBクリエイターなど、在宅勤務が可能なお仕事を副業にしている人もいるようですね。
Q3-2は「副業を選ぶ際に重視した点」についての調査です。
重視した点として「給与」や「勤務地」「曜日」などの項目が上位を占めています。
この点においてもコールセンターは「高時給の仕事」が多く、勤務地も「駅近オフィスが多い」・シフト制など「曜日の融通が効きやすい」点など、コールセンターが副業として選ばれやすいと言えるでしょう。
上記のようにコールセンターを副業に選ぶ人は多く、実際に多くの会社が多数の掛け持ちオペレーターを採用しています。
もちろんコールセンター以外にも副業向きの仕事は沢山ありますので、自分が無理なく続けられるお仕事を選ぶようにしましょう。
コールセンターが副業向きの理由
コールセンターが副業として選ばれやすいのには理由があります。
ここではコールセンターが副業向きの理由について幾つか挙げてみます。
副業が周囲にバレやすい原因の1つが「顔バレ」。
働いている所を知り合いに見られてしまうなど、思わぬ瞬間に副業が疑われてしまう事もあります。
コールセンターであればオフィス内の仕事になるため、基本的には外部の人に顔バレするリスクは低いと言えます。
コールセンターの中には週末や土日のみOKの会社もあります。
発信業務であれば週末にアポイントが獲得しやすいこと・受信であれば土日にコールが集中しやすい会社などが中心に挙げられます。
副業としてコールセンターを選ぶのであれば、週末に働ける会社を中心に探してみるのも良いでしょう。
副業を始めるのであれば、体力的な負担を考えておく事も大切なポイント。
コールセンターは座り仕事となるため、多くの体力を必要としません。
もちろん仕事内容によっては精神的なストレスを感じる部分もありますが、本業に支障をきたす事なく取り組みやすいのもコールセンター副業のメリットと言えます。
コールセンターには在宅勤務もあります。
特にここ最近ではテレワーク・リモートワーク等の普及により、在宅求人に力を入れる派遣会社も増えてきました。
アンケートや通販受付・アポ取りやチャット対応など、在宅で自分に合った副業を選ぶことができるのも魅力です。
多くの派遣会社(コールセンター)では副業を認めています。
本業を抱えながら掛け持ちする人も多く、コールセンター側もダブルワーカーなど多くのオペレーターを採用しています。
また年代としても10代~50代など幅広い年代の人が働いている為、年齢・性別問わず副業として始めやすいのも特徴的です。
「はたらこねっと」の調査によるとコールセンターの平均時給は1525円(経験者)。
これは他のアルバイト・パートと比較しても高い水準です。
副業では給与の高さも大切なポイント。出来るだけ高待遇の求人を選んで効率よく仕事をしていきましょう。
多くのコールセンターでは服装自由の所も多いです。
お客様と会う機会もなく外部の人間の目に触れることも少ないため、服装ルールは緩めな会社が中心になります。
本業でスーツを着用していたり制服を着ている人などは、リラックスしてお仕事に臨むことができます。
コールセンターではシフトの融通が効きやすいのも魅力です。
大規模なコールセンターでは数百人~と多くの従業員がおり、事前に申請をすればシフト交代なども可能です。
本業を抱えながら仕事をすると、緊急時などついつい休まなければならない事も。
スケジュールの融通が効きやすい職場を選んでおくことも副業のポイントになります。
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コールセンターの副業はバレる?注意点は?
コールセンターで副業をするとバレてしまう事はあるのでしょうか。
派遣で掛け持ちしている事を本業の会社に知られたくないという人も多い筈です。
結論から言えば、「バレる可能性はある」という事は言えます。
これはコールセンターの副業に限らず、「住民税」の観点からバレる可能性があるという事です。
派遣のコールセンターでは多くの場合には時給制となっており、派遣会社から給与を受け取ることになります。
会社員の方などは給与から住民税が天引きされているかと思いますが、これは市区町村から住民税決定通知が届いており、それを元に会社が天引きをしています。
つまり副業をすれば本業以外の収入が増えることになり、それだけ天引きされる住民税も増えるため会社にバレる可能性があるという事です。
もちろんコールセンターでの副収入がさほど大きくない場合には、天引きされる住民税額も多少しか増えないためバレるケースは少ないかもしれませんが、それでも可能性はゼロとは言えません。
実際には経理担当者が気付くかどうかなので一概には言えませんが、それでも不安な方は普通徴収を選択できるような報酬制の仕事を選んだり、会社にあらかじめ許可を取っておくなど対策をしておく必要があります。
またコールセンターの副業で収入を得た場合、20万円超の場合には確定申告が、それ以下でも住民税の申告が必要になる事にも留意しておきましょう(一部例外を除く)。
まとめ
コールセンターの副業について幾つか挙げてみました。
コールセンターは体力的な負担も少なく、副業に適しています。
特に普段からデスクワークが多い方や、コミュニケーションを取ることが好きな方にもピッタリです。
副業の仕事選びで大切なことは、”自分が無理なく続けられる仕事を選ぶ”こと。
コールセンター以外にも派遣には様々なお仕事がありますので、自分らしく長く働けるお仕事を見つけていきたいですね。
今回はコールセンターの副業について取り上げてみました。
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