コールセンターの面接時の服装は?服装自由って信じていいの?

今回はコールセンターの面接の服装について取り上げてみたいと思います。

派遣の中でも多くの方が就業しているコールセンター。

オフィスワークで体力的な負担も少なく、未経験者でも取り組みやすいことから人気があります。

 

コールセンターでは「服装自由」とされている事も多いですが、面接ともなるとどのような服装で臨めばよいか悩んでしまうもの。

面接であればスーツをイメージする人もいるでしょうし、カジュアルな服装にしてもどこまでが許容範囲なのか線引きが難しいものです。

今回はそんなコールセンターの面接の服装などについて触れていきます。

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コールセンターの面接時の服装は?

コールセンターは私服勤務が認められている会社が多いもの。

ですが面接時にはビジネスシーンを意識したきちんとした服装を心掛ける必要があります。

ここではコールセンター面接の服装のポイントを幾つか挙げていきます。

 

オフィスカジュアルでOK

コールセンターの面接時の服装は、主にスーツやオフィスカジュアルが中心となります。

一般的にはジャケットや襟付きのシャツやブラウス+無地のパンツや膝丈スカートといったオフィスカジュアルで面接に臨む方が多いです。

また夏であればクールビズでも良いですし、冬であればシンプルなデザインのコートが望ましいでしょう。

色見は黒や紺・グレーなど、落ち着いたカラーを選ぶのが〇。

オフィスカジュアルとは言っても明確な定義はなく面接の服装は人によって様々ですが、清潔感やきちんと感のある服装を心掛けるようにしましょう。

 

髪型

コールセンターでは髪型自由の会社も多いですが、面接ではきちんと整えていきたい所。

男性は清涼感のある短髪が望ましく、目にかかっていたり寝ぐせが付いた髪はスタイリング剤などで整えていきましょう。

女性も清潔感がある明るい印象の髪型を心掛け、クセやハネがないか・髪が顔にかかって暗い表情になっていないか等にも注意しましょう。

なおコールセンター就業時にはバサバサな髪型や頭頂部のお団子ヘアは、ヘッドセットに絡まったり着用の邪魔になってしまう事もありますので工夫が必要です。

 

アクセサリー

アクセサリーを身に付ける人もいますが、面接であれば出来るだけ控えめにしたい所。

身に付けるのであればシンプルなものや小ぶりのアクセサリーをお勧めします。

またコールセンター就業時はピアスやイヤリングなどはヘッドセットを着用に邪魔になることもありますし、雑音が入ってしまう事もありますので注意が必要です。

 

メイク

コールセンター面接時には派手なメイクにならないように注意しましょう。

自然で清潔感のあるメイクを心掛け、元気で表情が明るく見えるようにします。

就業時もコールセンターは忙しいため化粧直しをする時間も少なく、崩れにくいメイクで仕事に臨む女性が多いようです。

またネイルもコールセンター面接時には控えるようにします。

就業時には実際にはネイルをしている女性も時々見かけますが、PC入力は必須ですのでやはり控えた方が良いでしょう。

 

バッグ

バッグは履歴書などA4サイズが入るものが基本です。

デザインはシンプルなもので、色も黒やブラウン・濃紺などが中心となります。

リュックやトートバッグはNGとは言えませんが、出来ればハンドバッグやショルダーバッグが適切でしょう。

コールセンター就業時はバッグはロッカーにしまい、指定のビニールバッグ等に貴重品を入れて持ち歩くことが通常です。

採用が決定したらロッカーの大きさを確認してからバッグを選択するのも良いでしょう。

 

コールセンター面接は「服装自由」?

コールセンターの求人誌などを見ていると、「服装自由」「自由な格好でお越しください」といった記載をよく見かけます。

服装自由とあるからにはもちろん私服でも構わないのですが、あまりにも常識のない服装で臨むと印象が悪くなってしまうケースがあります。

 

通常、コールセンター側が「服装自由」とするのには、以下のような意図があります。

  • コールセンターでは私服勤務が多いため
  • 気軽に面接に来て欲しい
  • その人の個性が見たい(内面・その人らしさ)

 

また服装自由とは言え、面接担当者の頭の中では「オフィスカジュアル~きちんとした普段着」あたりを想定しているケースが多いかと思います。

いくら服装自由とは言っても、短パンやサンダル・スウェット等で面接に参加することは相手に不快感を与えてしまい兼ねません。

服装自由でも「清潔感」や「きちんと感」は抑えていくべきですし、露出度の高い服装やカジュアル過ぎる服装は控えておきたい所です。

企業側の意図をよく考えて、職場に相応しい服装で面接に臨むようにしましょう。

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コールセンターの面接・服装の口コミは?

コールセンターの面接や服装について、周囲ではどのような意見があるのでしょうか。

ここではSNSを中心に経験者の様々な声を覗いてみました。

SNSの声では「コールセンターの服装規定は緩い」「面接時はしっかり受け答えできれば大丈夫」といった声も多いようですね。

ですが服装が気になって面接に集中できないようでは仕方がありません。

あなたが自信を持って行けるよう、きちんとした身だしなみで面接に臨むようにしましょう。

 

コールセンターでは身だしなみがチェックされてる?

コールセンターでは数十~数百名といった多くの派遣社員が就業しています。

ですが中には身だしなみが乱れていたり、周囲からの印象があまり良くないスタッフもいます。

ここでは私が見た悪い例とも言えるスタッフの一例をご紹介します。

 

洋服が匂う?

コールセンターのある男性スタッフの例です。

このスタッフは入社したてで、SVの隣席で電話を取っていました。

彼は入口付近の所に座っていたのですが、入社から何日か経過した時、そこを通る何名かの女性スタッフから「なんか嫌な臭いがする」との指摘が。

探ってみると、どうもその男性スタッフの衣服から悪臭がしていたようでした。

 

SVがそれとなく本人に聞いてみると、どうやらその男性は一人暮らしで、部屋干しの生乾きの服をそのまま着て来てしまった様子。

高層階のコールセンターなので窓も開けることが出来ず、辺りは嫌な臭いが充満していました。

 

衣服の臭いの他にも、喋るという職業柄か口臭が噂される事もありますし、コールセンターでは喫煙率が高いためタバコの臭いが嫌がられることも多いです。

このような嫌な話題はすぐに広がる為、コールセンターでは清潔感を意識した服装を心掛けるようにしましょう。

 

それも身だしなみ?

これもある男性スタッフの話。

そのコールセンターは3社の派遣会社が合同であり、そのスタッフは他社の派遣会社のスタッフでした。

ある日その男性スタッフを見ていると、なぜかヘッドセットを使用せずに電話の”受話器”を使って電話を受けていました。

センター内のオペレーター全員がヘッドセットを使用しているのに、その男性だけ受話器の使用。

最初は私も「ヘッドセットが故障しているのかな?」と思い気にも留めませんでしたが、その男性スタッフはいつ見ても受話器を使用している様子でした。

傍から彼を見ていても、残念ながらあまり仕事に身が入っているようには見えません。

 

ある時、その派遣会社の私の知り合いに、なぜその男性がヘッドセットを使用しないのか聞いてみました。

するとどうやらその男性は、「髪型が崩れるのがイヤで受話器を使っているのでは?」とのこと。

私はそれを聞いた瞬間、正直気持ちが悪いと感じました。

コールセンターには多くの女性がおりますし、異性の周囲の目が気になる気持ちは分からない訳ではありませんが、ナルシストもそこまでいくと一線を越えています。

 

受話器の使用が悪いとは言えませんが、両手が使えることや音声品質の向上・業務の効率化の観点からすれば、やはりヘッドセットに軍配が上がります。

電話が鳴りっぱなしの多忙なコールセンターにおいてそのスタッフの姿に「頼むから業務に集中してくれ」と心の中で思いました。

服装や身だしなみは確かに大切ですが、まずは業務をきちんとこなす事が第一である事に留意しておきたいものです。

 

まとめ

コールセンターの面接時の服装などについて幾つか挙げてみました。

コールセンターにはあまり厳しい服装規定はありませんが、それでも面接時にはきちんとした服装で臨むことが基本です。

特にコールセンターの面接は複数名(合同)で実施される事も多く、他応募者と服装が比較されやすい事も特徴的と言えるでしょう。

 

「ぜひ一緒に働いてみたい」と思えるような、清潔感のあるきちんとした服装で臨むようにしたいですね。

今回はコールセンターの面接の服装について取り上げてみました。

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