コールセンターの13の退職理由とは?スムーズに辞める理由を解説
今回はコールセンターの退職理由について挙げてみたいと思います。
派遣の中でも人気が高いコールセンター。
派遣社員経験が長い人の中には一度は経験したことがある方も多いと思います。
入社しやすいのがコールセンターの利点でもありますが、退職をする際には辞めづらくなる事も。
今回はそんなコールセンターの退職理由を挙げてみます。
スポンサーリンク
コールセンターの退職理由は?
コールセンターの退職理由としてはどのような事が挙げられるでしょうか。
幾つか挙げてみます。
コールセンターでは覚えることがたくさんあります。
研修においても座学から始まり、OJTや着台試験を終えて実務に就いたあとも、覚える事は増えていきます。
普段から学習する事も多いため、覚えることが多すぎて退職をするという理由が考えられます。
コールセンター業務にはストレスがかかる事があります。
人員が足りずに常に待ち呼がついていたり、利用者からの理不尽な内容のクレーム・長時間による通話など、ストレスがかかりやすい現場でもあります。
コールセンター業務中のストレスに耐え切れず、退職をするという理由もあります。
コールセンターはお客様と1対1で話すため、人間関係が少ないのでは?とイメージする方もいるかもしれませんが、実際はそうでもありません。
同部署や他部署のオペレーターとの連携が必要な場合もありますし、SVにエスカレーションをするケースやリーダーに引継ぎをする事もあります。
またコールセンターでは女性割合が多く、人間関係がうまくいかないという悩みを持つ方もいます。
コールセンターを退職する理由として、人間関係を挙げる人もいるでしょう。
獲得系のコールセンターではノルマや目標が掲げられている事もあります。
またインバウンドでも1日〇件程度といったように、対応件数の目安が掲げられている事もあるでしょう。
ノルマや件数がこなせず、追い詰められコールセンターを退職してしまうケースも考えられます。
コールセンターではオペレーターの対応は基本的に録音されています。
モニタリングされて応対内容や言葉遣いをチェックされている事もありますし、休憩時間中の離席時間をチェックされている事もあります。
応対品質の向上や苦情時の確認のための目的もありますが、常に監視下にいるような空気に耐え切れず、退職理由として挙げる方もいるかもしれません。
コールセンターの退職理由として、体への負担を挙げる人もいるでしょう。
座り仕事なので身体への負担は少ないのでは?と考える方もいるかもしれませんが、意外にコールセンターは身体への負担もかかる場合があります。
例えば常に話をするため喉への負担・ストレス・腰痛など、意識をして体調管理をしていかなければなりません。
コールセンターでは短時間勤務ができシフト制である事も多いため、副業者やダブルワーカーが勤務している事も多々あります。
そのため本業の仕事に集中したい時や、学生さんであれば学業に専念したい時など、退職を考える人もいます。
コールセンター以外の仕事が忙しくなったため、退職をしたいという理由です。
コールセンターでは離職率が高い会社も多く、センター側でもそれはある程度見越しています。
ですが逆に、短期間だけ勤務する事を前提に入社をする人もおり、そのような方は自分で決めた期限が到来すると退職をしてしまいます。
最初から短期のみと伝えて入社をしたのであれば問題はありませんが、長期前提で入社をして自分勝手な都合で辞めてしまう人もいるので頭を悩ませられる事もあります。
コールセンターの退職理由を考えた場合、表面的な理由として使われやすいのが家庭の事情です。
「家族の介護が必要になった」「夫の転勤」「育児が忙しいため」など、家庭事情を優先したいためという理由が挙げられます。
無難に退職をしたい時に使われやすいフレーズと言えるでしょう。
オペレーターの立場からすると、上にはリーダー・SV・マネージャー・センター長など多くの上席者がいます。
普段から関わりがあるのはリーダー・SVまでが多いですが、上席者の対応に不満を持つオペレーターもいます。
「エスカレーションしても満足に対応してくれない」「指示内容に不満」「他オペレーターのひいきがある」「シフトの融通が効かない」など、様々な不満が出る事があり、コールセンターの退職理由に繋がる可能性もあります。
多くのコールセンターでは人手が足りていない状態もあります。
利用者として電話をかけても、中には数十分電話を待たされた経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
ですが大量採用をしても定着率が悪いため、コールセンターでは中々人材が育成しにくいケースがあります。
人手不足が続くと当然にオペレーターにシワ寄せがきて1人あたりの業務量が増えるため、それが退職理由に繋がる可能性もあります。
コールセンターにおいても待遇の不満が出ることはあります。
一般職と比較するとコールセンターの時給は多少高めに設定されている事が多いですが、それでも業務内容を加味すると割に合わないと感じる人も中にはいるようです。
またコールセンターでは転職が効きやすい事から、他社で好条件のコールセンター求人を見た場合に安易に乗り換えを考える人もいたりします。
待遇がネックとなり、コールセンターの退職の理由となってしまう場合も考えられます。
コールセンターというのは応対スキルや事務スキルなど、多くのスキルが身に付きます。
ですがコールセンター職だけではキャリアの蓄積や正社員雇用等、それ以上のステップアップを望むのが難しい場合もあります。
そのためコールセンターでの経験を活かして正社員雇用を前提とした転職や紹介予定派遣・事務職への転身など、次のステージに上がるために退職を検討する方もいます。
スポンサーリンク
コールセンターの給料が高いのはなぜ?
コールセンターの給料は他の派遣職種と比較しても高いと言われます。
時給1200~1500円程度のコールセンター求人は多くありますし、専門職や深夜対応のコールセンターではそれ以上の時給を設定している所もあります。
コールセンターの給料が高いのはなぜなのでしょうか?
まずコールセンターには多くの利用者が電話をかけてきます。
利用者もそれぞれ違いますし、質問内容やトラブル内容も様々です。
そのためオペレーターとしてはそれに応えるためのコミュニケーション力も必要になりますし、トラブルに応じて対応方法を考える判断力も必要になります。
また通話をしながらタイピングをこなす必要があるため、タイピング力や一定のPCスキルも必要になるでしょうし、ヘルプデスクやカスタマーサポートではより専門的な知識が必要な場合もあります。
コールセンターでは一定のスキルが必要とされる為、その分時給が高く設定されているという理由もあります。
また上記でも挙げてきたように、コールセンターでは離職率が高めです。
大量に採用をしても、1か月後にはその数割のオペレーターが辞退しているケースもありますし、着台テストで落とされたという事もあるでしょう。
そのためコールセンターによっては離職者が出ることをあらかじめ想定して、最初から高い時給を設定して募集をかけている場合もあります。
また新規のプロジェクト立ち上げや退職者が相次ぐ場合など、急いで求人募集をかけるケースもあるため、その分が時給に反映されている事もあります。
コールセンターとしては常に一定数のオペレーターをキープしておく必要があるため、離職率等を考慮しながら求人募集をかける必要があります。
コールセンターによって入電数や忙しさは様々です。
上記のような理由によってきついと感じる人もいるので、コールセンターの選び方にも注意が必要と言えるでしょう。
関連記事:コールセンターの楽な種類は?忙しくない暇な職場を紹介
コールセンターは病む?ストレス解消が大切
コールセンターでは、中には病んでしまう人もいるようです。
やはり常にお客様の色々なトラブルの解決にあたっていく為、ストレスを抱えてしまう人も多いのでしょう。
私も以前にあるコールセンターの喫煙室に入った時、オペレーターさん達がうなだれて誰とも口を聞かず、暗いムードでただタバコを吸っていたのを覚えています。
そのコールセンター部署はクレーム対応主体でしたが、やはり毎日苦情を受けているとあのような雰囲気になってしまうのも分かる気がします。
コールセンターではお客様への対応だけでなく、自分の体調管理も大切な仕事です。
時にはストレス解消をして、気持ちの入れ替えをしていくようにしましょう。
簡単なストレス解消・対応方法としては以下のような点が考えられます。
- 睡眠をしっかりとる
- 休憩時などのストレッチ・体操
- 休日を充実させる
- 対応が難しい案件は無理せずエスカレーション
- 同僚・上司など、相談相手を作る
- 1つ1つの通話に感情移入し過ぎない
- デスク周りを綺麗に整理しておく
- シフトの融通が効きやすいコールセンターを選ぶ
- 我慢しきれなかったらトイレが逃げ場
- 休憩に甘いものを食べる etc…
上記の他にもコールセンターでのストレス解消方法は色々とあります。
自分に合ったストレス解消法を見つけて、気持ちの入れ替えをしながら業務に取り組んでいきたいですね。
関連記事:コールセンターはストレスだらけ?イライラが募る瞬間とは
退職後のコールセンターの選び方
コールセンターを選ぶ際には、派遣会社選びが重要になってきます。
派遣会社によってもコールセンターの求人数は大きく違いますし、スタッフへのサポート体制や研修の充実度も大きく変わってくるからです。
派遣会社選びの時点で失敗をしてしまうと、どんなに仕事探しに努力をしても無駄になってしまう可能性もあります。
特にコールセンターを選ぶ際には、以下のような点を重視しましょう。
- コールセンターの求人数
- 派遣会社の強み(コールセンターに強いかどうか)
- 担当者の対応(サポート体制など)
自分に合った派遣会社を見つけて、自分らしく取り組めるコールセンターを探していきたいですね。
今回はコールセンターの退職理由について挙げてみました。
おすすめ記事
スポンサーリンク