派遣の一般事務の仕事内容は?未経験でも大丈夫?時給や月収は?

今回は派遣の一般事務について取り上げてみたいと思います。

オフィス内において様々な業務をこなす一般事務。

派遣の中でも人気があり、未経験からでも応募可能な事務の求人もたくさんあります。

ですが事務の業務範囲は多岐に渡り、これから事務を始める方の中には不安を感じている人も多い筈。

今回はそんな派遣の一般事務について触れていきます。

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派遣の一般事務の仕事内容は?

派遣の一般事務には以下のような仕事があります。

 

電話・メール対応

主に会社の代表電話や部署にかかってきた電話に応答し、担当者に取次ぎをします。

電話だけでなくメールの対応等も含まれます。

会社にも寄りますが社内や取引先からの電話が中心で、クレーム対応は少なめです。

 

ファイリング

書類を日時や種類に応じてファイルに収めていく作業です。

誰が見ても分かるように、分かりやすく整理して保存しておく必要があります。

 

書類作成

請求書や見積書・議事録や送り状など、様々な書類を作成します。

社内マニュアルがあったりテンプレートが決まっているケースが多いため、それに習って情報を入力をしていきます。

 

備品管理・発注

文房具など会社で使用している消耗品を発注したり、コピー機やパソコン等のOA機器を管理します。

修理が必要な時にはメンテナンス依頼をする等、従業員が快適に仕事ができるように管理します。

 

来客対応

一般事務の中には来客対応が含まれる事もあります。

待合室への案内やお茶出し・受付など、来客があった際には丁寧に対応をします。

 

派遣の一般事務の平均時給は?

派遣の一般事務の時給はどれくらいなのでしょうか。

働いた成果がお給料としてどれくらい反映されるのか気になる所です。

 

派遣ポータルサイトの「はたらこねっと」によると、一般事務の平均時給は以下のようになっています。

一般事務の平均時給(未経験)1502円
一般事務の平均時給(経験者)1535円

(引用:はたらこねっと 派遣の職種平均時給【2021年3月 関東版】

 

エリアにも寄りますが、派遣の一般事務の平均時給は1400~1500円前後となっているようです。

【月収例】1500円×8h×22日=264000円

法律など専門性の高い事務や語学系の事務と比較すると一般事務の時給は低めですが、それでも十分な金額と言えますね。

その他にも簿記やMOS等の資格を取得したり、少しずつスキルや経験を積んでいく事で時給アップも期待できます。

 

一般事務の口コミ・評判は?

派遣の一般事務の口コミや評判はどうなっているのでしょうか。

ここではSNSで見かけた一般事務の評判・口コミを取り上げてみます。

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派遣の一般事務で働くメリット・デメリット

派遣で事務員として働く場合、どのような利点があるのでしょうか。

ここでは一般事務のメリット・デメリットを取り上げてみます。

 

メリット
未経験から始めやすい

未経験から始めやすいのが一般事務のメリット。

専門性の高い事務職の場合どうしても経験やスキルが求められがちですが、OA事務や一般事務の場合には未経験歓迎の求人が多くあります。

これから事務職を始めたい方や他業種での経験しかない方など、最初のステップとして一般事務から始めるのが良いでしょう。

 

残業が少ない

残業が少ないのも事務職の良いところ。

トラブルや急な仕事が入らない限りは、通常は定時で帰宅することが出来ます。

また残業が発生した場合でも、派遣の場合には時間外手当がしっかりと支給されるので安心です。

 

PCスキルが身に付く

事務職として仕事をこなしていくと、自然とPCスキルが身に付くようになります。

入力等の基本スキルはもちろん、WordやExcel・PowerPointなども無理なく使いこなせるようになります。

 

潰しが効きやすい

将来的にその会社を退職したとしても、潰しが効きやすいのも事務員の良いところ。

どの会社であっても必ずと言っても良いほど総務や経理など事務員のニーズはあります。

退職後も今までの経験やスキルを活かしやすい所も一般事務のメリットと言えるでしょう。

 

デメリット
ルーチンワークが多い

事務職はどうしてもルーチンワークが多くなりがちです。

毎日同じような作業の繰り返しであり、裏方作業も多くなるため、飽きっぽい人にとっては継続が難しくなることもあります。

 

成果・実績が認められにくい

事務職は日々の努力が認められにくい職種と言われます。

多くの作業をこなしたとしても、事務職の場合その成果を数値化するのが難しいため、給料などに反映されにくいと言えます。

 

”なんでも屋”になりがち

会社によってはその他の業務も任されてしまうケースが多いです。

一般事務で入社した場合であっても総務や経理まで任させるなど、自分の担当業務外まで引き受けなければならない場合もあります。

 

環境が変わらない

周囲の環境が変わらないのも事務職のつらい所。

毎日同じ景色を見て同じデスクで仕事をし、隣席の従業員の顔ぶれも変わらず、同じ作業の繰り返しです。

営業職のように環境の変化が少ないことも一般事務のデメリットと言えます。

 

未経験から事務職に受かるコツ

一般事務の場合には未経験からでも応募可能ですが、なかなか採用されないケースもあります。

ここでは未経験から事務職を目指すコツを幾つか挙げてみます。

 

人気枠の案件は避ける

前述したように一般事務の求人は人気があります。

特に好条件の企業はすぐに枠が埋まってしまいやすいのが現状です。

そのため「高時給の求人は避ける」「時短勤務も視野に入れる」など、人気が集まりやすい求人は避けるのも一つの方法です。

 

「データ入力」求人から選ぶ

一般事務は未経験者でも応募可能ですが、やはり経験者採用としている企業が多くあります。

そのため未経験者は「データ入力」の案件から探すことも選択肢の一つです。

データ入力であれば面倒な電話応対や来客対応もありませんし、データ入力から事務職に移行していける場合もあります。

作業自体もシンプルなので、未経験者でも取り組みやすいと言えるでしょう。

 

「未経験者」を対象にした求人

当たり前の話ですが、仕事選びの段階から「未経験者」を対象にした求人を選ぶようにする事が大切です。

求人内容をしっかりと見ると、企業側が求める人物像が見えてくる事もあります。

「電話応対はありません」「他業種からの応募も可能」「マニュアルが充実」「未経験から始めた方が殆ど」など、事務未経験者が働きやすい環境の職場を選ぶようにしましょう。

 

中小零細はできるだけ避ける

派遣先企業の規模もある程度は視野に入れておきたい所。

特に中小零細企業の場合、事務員一人ひとりの裁量が大きく、抱えきれない仕事を任されてしまうケースもあります。

事務員というよりは”何でも屋”になってしまう事もあるため、どのような仕事を担当するのか事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

無期雇用派遣を選ぶ

無期雇用派遣とは、派遣会社との間で期間を定めずに雇用契約を結び働くことです。

未経験から事務職を始められる事が多く、安定して長く働くことができるのが特徴的です。

正社員や派遣という枠組みだけに捉われず、様々な働き方を検討してみましょう。

 

営業担当者に聞いてみる

派遣会社の担当者は普段からその派遣先企業に出入りしています。

そのためその企業がどのような人材を求めているのか、担当者に具体的に聞いてみましょう。

せっかく派遣を選んだ訳ですから、担当者の意見も参考にしながら未経験からの事務職を目指したいですね。

 

まとめ

派遣の一般事務の仕事内容等について幾つか挙げてみました。

事務職は未経験からでも挑戦できる求人があります。

また事務員は人気があるため、最初の一歩を踏み出すには派遣という働き方が適していると思います。

異業種からの転職をお考えの方・これから事務員として経験を積んでいきたい方は、派遣会社への登録を検討してみてはいかがでしょうか。

今回は派遣の一般事務について取り上げてみました。

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