今回は短期派遣の履歴書について取り上げてみたいと思います。

短期や単発など、1日～数か月と短い期間で働ける短期派遣。

自分のスケジュールに合わせて働くことができる事から、人気があります。

ですが就職活動などにおいて履歴書を作成する際、「短期派遣は履歴書に書くべきか？」迷う人もいるようです。

今回はそんな短期派遣の履歴書について触れてみます。

短期派遣は履歴書に書かなくて良い？

短期派遣は履歴書に記入しなくても良いのでしょうか。

特に短期や単発派遣を繰り返している人は、以下のような点を不安に感じる人もいるようです。

確かに企業側が職歴調査まで実施するケースは少ないですし、記入をしなかったとしても何も指摘されないケースが多いでしょう。

実際にあまりにも職歴が多すぎる場合には、書かないほうが良い場合もあります。

ですがあくまで原則としては、職歴は全て記入することが基本です。

短期や単発派遣であったとしても、省略せず履歴書に正しく記入しておく事が前提となります。

デメリットばかり気にする人も多いですが、逆に記入しないことでリスクが生じる場合もあります。

短期派遣を履歴書に記入しないことで、職歴に不自然な空白期間が生まれやすくなるのです。

例えば短期や単発派遣を繰り返していたとなると、数か月間の期間が職歴から抜け出ることになり、一般的に離職期間が3か月以上続くと採用担当者は応募者を慎重に判断するようになります。

そのため担当者から「この期間は何をしていたのですか？」と突っ込まれやすくなり、適切な回答ができないと面接においてマイナス点となってしまうケースもあるでしょう。

また話の展開次第では、職歴詐称を疑われる可能性もゼロではありません。

短期派遣を書かないだけならまだしも、その空白期間を埋めるために前後の職歴期間を伸ばし偽って記入したとなると、それは完全な詐称です。

短期派遣を選ぶ人には「扶養内で働きたい」「時間を有効に使いたい」など、人それぞれの理由がある筈。

短期派遣を書かない事を考えるよりも、むしろ短期派遣を続けていた事を自信を持って答えられるような、自分なりの伝え方を考えておきたいですね。

短期派遣の履歴書の書き方は？

ここでは履歴書の経歴の書き方を簡単に説明します。

まずは一般派遣(長期)の場合ですが、以下のように記入します。

上記は一般例ですが、短期派遣など職歴が多い人は以下のように記入しても良いでしょう。

短期や単発派遣の職歴が多い場合、履歴書にどのように記入して良いか迷ってしまう事もあります。

時には職務経歴書で補足をしたり、詳細については口頭で伝えるなど、状況に応じて職歴をうまく伝えるようにしたいですね。

派遣社員は「職歴にならない」って本当？

一部の人には「派遣社員は職歴にならない」という声もあるようです。

中には以下のような声も聞かれます。

ですが上述してきたように、派遣社員が職歴にならないという事はありません。

確かに派遣社員を大量雇用している企業では、派遣を一時的な労働力としか見ていないケースもあるかもしれませんがそれは例外であり、派遣社員の仕事も立派な職歴になります。

派遣社員として就業経験がある方は自信を持って記入をしておきましょう。

むしろ大切なことは、履歴書の「内容」です。

履歴書や職歴を見て、そこからあなたの仕事に対する姿勢や熱意が伝わらなければ、評価を低く見積もられてしまう場合もあります。

逆に、正社員と同等の責任感を持って取り組んできたことをしっかりアピールできれば、派遣社員の職歴もより魅力的なものになるでしょう。

「この人と働いてみたい」と思えるような、自分を最大限にアピールできる履歴書を準備しておきたいですね。

短期派遣の履歴書まとめ

短期や単発派遣の履歴書について幾つか挙げてみました。

短期の職歴であっても、履歴書にはもちろん記入することが出来ます。

あまりに職歴が多い場合にはまとめて記入したり書き方を工夫する等、履歴書の作成にも注意する必要があります。

自分をしっかりとアピールできるよう、過去の職歴について自身を持って答えられるようにしておきたいですね。

これから短期・単発の派遣を始めたい方はこちらの記事もどうぞ。

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今回は短期派遣の履歴書について取り上げてみました。