英検の試験監督バイトの内容は?募集や服装・1日の流れまで解説

今回は英検の試験監督バイトについて解説をしていきたいと思います。

ご存じのように、「英検」とは実用英語技能検定のこと。

TOEICと並び、試験監督の中でも人気の試験である試験監督のアルバイトとなっています。

ですが英検試験は年3回しか実施されない事もあり、その仕事内容を詳しく知らないという方も多いかと思います。

英検の試験監督ならではの注意点や身だしなみなど、バイト本番を迎える前に詳しく確認しておきましょう。

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英検の試験監督バイトの仕事内容は?

ここでは英検の試験監督バイトの仕事内容を簡単に紹介していきます。

【試験前】
  • 机・椅子を運ぶ(教室準備)
  • 黒板に試験の注意点などを書く
  • CDの音声チェック
  • 受験者の試験会場への案内
  • 受験票・身分証の確認
  • 名簿チェック(座席への案内)
  • 保護者の待合室への案内
  • 問題用紙の配布

 

【試験中】
  • 試験中の監督(不正の監視)
  • リスニングCD(音声が小さい場合など)
  • 緊急時の対応(体調が悪い・教室内が寒いなど)
  • 受験者のトイレ対応
  • 受験者が物を落とした時の対応(筆記具を落とした等)

 

【試験後】
  • 解答用紙の回収
  • 解答用紙のチェック(名前記入漏れなど)
  • 管理者への報告(枚数があるか等)
  • 会場の片づけ

 

英検の試験監督の場合、TOEICなどと異なり、事前研修がないという特徴があります。

教室の規模にもよりますが、監督責任者(主監督)と2人(もしくは1人)で1つの教室を担当するケースも多いため、自分が監督補助の場合でもしっかりと自分の仕事をこなさなければなりません。

最初から主監督を任される事は少ないかと思いますが、英検の試験監督の経験は他の語学試験のバイトでも活かせるので、今後長く試験監督の仕事をしていきたい方はしっかりと身に付けておきたいですね。

 

英検の試験監督バイトの1日の流れ

ここでは英検の試験監督バイトの作業の流れを簡単に説明します。

全体のタイムスケジュールを大まかに理解しておきましょう。

 

英検試験は級によって、午前の部と午後の部に分かれています。

【午前の部】準1級・準2級・4級

【午後の部】1級・2級・3級・5級

※午前の部の試験は10時から、午後の部の試験は13時から開始となります。

 

【例】(1日の流れは級によって異なりますので、詳細はマニュアル等をご確認ください)

(8:00~)集合・説明(説明を受ける)

(9:00以降~)担当する教室へ移動・準備

受験者の案内(席の配置・時間など)

(9:30~)説明開始(受験票・携帯電話OFFなど)

問題&解答用紙の配布

保護者退出誘導(受験者以外は退出)

(10:00~)筆記試験開始

筆記試験終了

(11:00頃~)リスニングテスト開始

試験終了

答案の確認・処理など

 

(※午後も繰り返し)

 

英検の試験監督バイトは教室内の巡回・不正の確認だけがお仕事ではありません。

その他にも受験者の本人確認試験環境の整備・迷惑行為の報告など、細かい部分にも配慮しなければなりません。

最悪の場合には試験が不成立となる可能性もあるため、試験中は気を引き締めて取り組むようにしたいですね。

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英検の試験監督の服装は?

多くの受験者の前で試験の監督・案内などを行う試験監督員にとっては服装も大切です。

試験監督バイト全般に言える事ですが、英検試験においても「スーツ着用」が基本となります。

 

スーツ

応募時の注意事項などを見ても「スーツもしくはそれに準ずる服装」などといった記載があるかと思います。

スーツの色に関しては黒が多いですが、実際の会場では紺やグレー等のスーツを着用している監督員もいます。

とは言え、あまりにも明るいものやストライプ柄のスーツは出来るだけ控えた方が良いでしょう。

 

シャツ

ジャケットの下に着るシャツも、試験監督の場合には「白」が基本です。

また夏など暑い時期には、上半身は(襟の付いたシャツ・ブラウス可)となっている事もあります。

実際には白以外にも薄い水色のシャツを着用している監督員もいましたが、やはり白い清潔感のあるシャツを着用して行った方が良いかと思います。

どうしてもシャツが色付きのものの場合には、ネクタイをシンプルにする等、服装を工夫をしても良いのかもしれません。

 

試験監督の場合、靴については「音のならないもの」といった指定がされています。

特に英検の場合にはリスニングがあり、試験監督は「リスニング中は教室内を巡回しないこと」といったルールがあるかと思いますし、できるだけ音のしにくい靴を選びたい所です。

ハイヒールなど、音のしやすい靴は避けるようにしましょう。

男性であれば革靴(できればゴム底)やスニーカー・女性であれば低めのパンプスやスニーカー・フラットシューズ等が挙げられるかと思います。

また音がしにくいという点だけでなく、長時間立っていても楽な靴を選ぶのが良いでしょう。

 

英検の試験監督バイトで不採用?

英検の試験監督バイトに応募したのに、不採用だった..という人も多いようです。

中には今までは問題なく受かっていたのに、今回はなぜか不採用だったという方もいるようですね。

 

募集元がどのような採用基準を持っているのか不明なので、残念ながら正確な不採用理由は分かりません。

ですが一般的な試験監督で不採用になる理由としては、以下のような点が考えられます。

  • 定員オーバーになってしまった
  • 経験者の伝手が優先
  • 過去の職務怠慢
  • 過去のドタキャン(急な欠勤・遅刻など)

 

英検の試験監督は人気があるので、応募者が多いのが特徴です。

特に人気の試験会場はすぐに締め切りになってしまうので、希望の会場があれば早めに応募した方が良いでしょう。

また求人を見逃さないように、試験監督に強い派遣会社に登録をしておいたり、英検公式サイトを随時チェックしておくのも忘れないようにしたいですね。

 

英検バイトはいつから?

英検バイトがいつから募集されるのか気になる方もいるかもしれません。

前述したように英検の試験監督バイトは年3回実施されています。

  • 第一回:6月 ※二次試験は7月
  • 第二回:10月 ※二次試験は11月
  • 第三回:1月 ※二次試験は2月

 

もし応募の機会があれば、早めに応募するようにしましょう。

英検の試験監督バイトは以下のような方法で申し込むことが出来ます。

  • 英検の公式サイト
  • 各派遣会社
  • 大学など
  • アルバイト情報誌 etc..

 

最近では試験監督も人気アルバイトの1つとなってしま

そのため過去の悪行など、質の悪い試験監督員は今後は不採用となってしまう可能性もあります。

試験中の対応だけでなく、身だしなみや言葉遣いなど、基本的な部分にも注意してお仕事に臨みたいですね。

 

英検の試験監督は弁当が出る?

英検の試験監督はお弁当が支給される事が多いかと思います。

英検の試験監督の時給はとびきり高いとは言えないかもしれませんが、お弁当が出るのは働く側からしても嬉しいですね。

特に一人暮らしの方など、食費として助かる方も多いのではないでしょうか。

またこのお弁当が割と”豪勢だった”という声も多く、英検の試験監督を長くやっている方からすれば評判も良いようです。

もちろん弁当だけを目当てに仕事をする訳ではありませんが、食事をしっかりと食べて午後の試験監督のお仕事に備えておきたいですね。

 

英検の試験監督バイトの感想は?

英検の試験監督のバイトを終えると、人それぞれ様々な感想を持っているようです。

英検試験監督の感想として、例えば以下のようなものがあります。

  • 応募者に小学生など子供が多かった
  • 試験中は退屈・暇だった
  • マニュアルがしっかりしていた
  • 教室監督より誘導か受付をやりたかった
  • 会場によっては1000~1500人を超えるらしい
  • 色々な試験監督経験があるが、英検が一番好き
  • 朝早すぎて前日寝れるか緊張した
  • 本来は17時までだけど、16時過ぎに早帰りできた
  • 監督は私一人で、1教室40人くらいだった
  • 担当業務は当日に割り振られる
  • 時給換算すると1000円くらい
  • お弁当・お茶・お菓子が出た
  • 給与が現金手渡しで金欠助かった
  • 未経験者は連絡・誘導係が多い? etc..

 


色々な感想がありますが、英検は他の試験と比較しても取り組みやすい印象があります。

試験監督が初めての方でも、興味がある方は積極的に応募してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

英検の試験監督バイトについて幾つか挙げてきました。

人気の高い英検の試験監督バイトですが、特に大学生の方などは良い社会勉強にもなると思います。

中には退屈だったり、身だしなみが厳しいといった感想を持つ人もいるようですが、どのアルバイトにも厳しい面はあります。

休み期間中のアルバイトや副業・ダブルワークとして、短期間で集中的に稼ぐのも良いかもしれませんね。

今回は英検の試験監督バイトについて取り上げてみました。

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