試験監督で採用されない理由?やってはいけないNG行動とは
今回は試験監督で採用されない理由について挙げてみたいと思います。
国家資格や模試・資格試験など、様々な試験会場を担当する試験監督のバイト。
1日の単発で稼ぎやすいことから、大学生や主婦などにも人気があります。
試験監督の仕事は不正チェックや問題用紙の配布・会場設営などシンプルな作業が中心ですが、中には試験監督で不採用となってしまう事も。
決して採用ハードルが高い仕事ではないのですが、何かしらの理由があって試験監督の仕事に落ちてしまう人もいます。
今回はそんな試験監督バイトの採用されない理由について触れてみます。
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試験監督で採用されない理由は?
派遣スタッフやアルバイトの中には、何度面接を受けても試験監督で採用されない人もいます。
試験監督で採用されない場合、どのような理由が考えられるのでしょうか。
不採用の理由を幾つか考えてみます。
試験監督経験者や学生講師・その友人の伝手などから優先的に採用が決まっていくケースがあります。
勤怠もよく、試験監督として勤務実績が多い人はその分声がかかりやすくなります。
未経験者でも応募可能ですが、経験者が優先される場合には試験監督で採用されない場合もあります。
試験監督のバイトでは経験者・一般募集など幅広く声をかけて人員を充足していきます。
そのため定員がオーバーになれば打ち切りとなり、それ以降の応募は不採用となってしまう場合があります。
また人気になりやすい試験や会場もあるので、お仕事をしたい場合には早めに応募するようにしましょう。
過去に試験監督の仕事をドタキャンしている場合、その後の紹介を断られる場合があります。
キャンセル時には代理を求められるケースもありますが、ドタキャンされると人員が不足しますし他会場のスタッフを廻さなければならない事も考えられます。
どうしてもキャンセルせざるを得ない場合には、出来るだけ早めに相談をするようにしましょう。
試験監督は「暇なバイト」と考えている人も中にはいるようです。
確かに試験時間中にやる事は少ないですが、居眠りをしていたりおしゃべりをしていると怠慢とみなされ、その後の仕事紹介に影響が出るケースもあります。
また問題用紙や解答を紛失するなど重大なミスを起こしてしまった場合、今後に試験監督で採用されなくなる可能性がありますので注意しましょう。
事前に説明会や登録会にて面接が行われる場合、面接官の印象が悪いと試験監督で採用されない事もあります。
真面目で信用できる人であれば採用されやすいのは確かですが、身だしなみや言葉遣いなど基本的なことが出来ていない場合には不採用となる場合もあります。
派遣会社の登録会の場合にはそれほど厳しい審査はありませんが、常識をわきまえた姿勢でしっかりと面接に臨みましょう。
アルバイトとは言え、試験監督は服装や身だしなみは厳しめです。
勤務中はスーツが基本となり、髪型や香水・アクセやカラコンなどにも指定がある場合もあります。
過度に身だしなみが悪かった場合、その後に応募しても試験監督で採用されないケースもあるでしょう。
関連記事:試験監督バイトの服装は?スーツ以外だめ?季節別の身だしなみも解説
受験者からのクレームが試験監督の採否に影響することもあります。
例えば靴のコツコツ歩く音がうるさい(ハイヒール等)・試験中のため息や小声で集中できない・リスニングCDの音が聞こえない・受験者の親からの苦情など、どこから苦情が発生するかは分かりません。
試験という一大イベントなだけに、些細なことがクレームになりやすい事は理解しておきましょう。
アルバイトを管理する「監督責任者」に嫌われたケースです。
責任者が管理をしますが、試験によっては勤務回数や勤務態度で試験官を評価付けしている所もあります。
そのため責任者に悪い評価をもらってしまうと、今後の仕事紹介や時給に影響してくるケースがあります。
例えば居眠りをしていた・遅刻をした等の理由で減点評価をもらうことのないよう注意をしましょう。
試験監督はチームワークも大切。
試験中は1部屋につき数名で仕事する事も多いですが、他の人との連携を大切にしながら作業を進めなければなりません。
ですが主任や補助員など、仕事を進める上で他の試験官から苦情があると、その後に試験監督で採用されにくくなる場合があります。
塾バイトと同様に、試験監督の場合には掛け持ちが不可となっている場合もあります。
掛け持ちをすることで急なキャンセルが相次いだり、テキスト等の無断コピー・問題などの情報が他に漏れる可能性もあり、掛け持ちが禁止のケースもあります。
実際には複数登録している人も多いですが、バレた際に不採用となる可能性も考えられます。
試験監督は交通費が支給されない事も多いため、自宅近くの試験会場を選ぶ人が多いかと思います。
ですが途中で会場を変更したり試験を変更しようとすると、人数調整が必要になったり他会場の人員を移動させなければならないケースが出てきます。
また自宅が試験会場からあまりにも遠いと、遅刻の可能性などから採否に影響することも考えられます。
試験監督バイトで勤務する際には、慎重に会場や試験を選ぶようにしましょう。
高校生の場合、試験監督のバイトが不可となっている事も多いです。
派遣会社であれば登録自体ができない場合もありますし、高校生のために試験監督が不可となっている所もあります。
模擬試験の一部や予備校等にツテがある人・進学や進路が決まっている人であれば可能性もゼロとは言えませんが、それでも高校生は試験監督バイトは難しいと考えておいた方が良いでしょう。
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試験監督で採用されない人の特徴は?
試験監督で採用されない人の中には、一定の傾向がある場合もあります。
特に以下のような人は試験監督に向いていない可能性があります。
- 無責任な人
- 時間厳守できない人
- 朝が弱い人
- 暇な時間に耐えられない人
- スーツが苦手な人
- 人前で話すのが嫌いな人
- 立ち仕事に抵抗がある人
- 大雑把な人
- 冷静に落ち着いて対処できない人
試験監督のバイトは決して難しいお仕事ではありません。
会場の設営や問題の配布・回収・試験中の監視やアナウンスなど、慣れれば誰でもできる基本的な作業が中心です。
ですが上記のように適正が低い人は試験監督に向いておらず採用されない場合もあります。
また試験監督のバイトをするにあたっては、以下のような点もポイントです。
- マニュアルを守って行動する
- 決められた試験時間を守る
- 問題・解答用紙などの取り扱いに注意する
- 用紙の枚数は正確に数える
- アナウンス等、大きな声でハキハキと
- トラブル時にはすぐに責任者に相談する
- 会場場所などをしっかり把握しておく
- トイレは事前に済ませておく
- 複数の派遣会社に登録しておく
試験監督のバイトはポイントや注意点をきちんと守って勤務すれば、それほど難しいお仕事ではありません。
不採用にならないよう、マニュアル等のルールを守ってしっかりと就業したいですね。
試験監督で暇つぶしはできる?
試験監督とは言え、実際には試験時間中は暇になってしまう事も多いです。
試験中も不正がないように監視をしていますが、会場内にはスマホや本の持ち込みも厳禁。
やる事がなく退屈に感じてしまう事もあり、中には以下のような暇つぶしを考える人も。
- 妄想にふける
- 試験問題を解いてみる
- 人間観察をする
- バイト給料の使い道を考える
- 頭の中で音楽をかける
- 今後の予定をシュミレーションする
- 他の試験監督と小話する
- 居眠りをする
- 受験者のファッションチェック
- 好きなタイプの受験者を見つける
- 捨て紙で工作を始める
ですが結論から言えば、上記のような試験監督の暇つぶしはどれもNGです。
時間があるからと言って、勤務中は暇つぶしをするのは控えるようにしましょう。
試験時間中には、試験監督は受験者の人数確認・監視をしたりアナウンス・見回りもします。
またリスニング等があればオーディオ操作をしたり、室温によって空調を調整する・受験者から苦情が上がれば対応しなければならない事もあるでしょう。
手が空いているからと言って「暇つぶしをして良い」という事にはならず、トラブルが起きても対応できるように緊張感を持って勤務する必要があります。
試験監督で暇つぶしを考えたくなる気持ちは分かる気もしますが、試験中は監督者として集中して取り組むようにしたいですね。
まとめ
試験監督で採用されない理由について幾つか挙げてみました。
試験監督バイトはそれほど難易度が高い仕事ではありません。
そのため大学生やフリーター・中高年にも取り組みやすく、単発バイトや副業にも適しています。
勉強が好きな方や週末時間を有効に利用したい方は、試験監督バイトに挑戦してみるのも良いでしょう。
また派遣社員として試験監督にチャレンジする場合には、できれば複数の派遣会社に登録することをお勧めします。
派遣会社によって試験監督の求人は異なりますし、複数登録をしておく事で自分のスケジュールに合う試験会場が探しやすくなります。
今まで試験監督に採用されなかった経験がある人は、新規に他の派遣会社での登録を考えてみるのも良いでしょう。
こちらの記事でも試験監督でおすすめの派遣会社を紹介していますので参考にしてみてください。
自分に合った派遣会社を見つけて、安定して稼げるお仕事を探していきたいですね。
今回は試験監督で採用されないケースについて挙げてみました。
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