コールセンターの夜勤は楽?女性もできる?仕事内容も解説
今回はコールセンターの夜勤について挙げてみたいと思います。
派遣の職種の中でも、求人数が多いコールセンター。
未経験でも取り組みやすい事から、人気があるお仕事の1つです。
コールセンターのお仕事は日中に勤務するケースが殆どですが、中には「夜勤」のコールセンターもあります。
今回はそんなコールセンターの夜勤について触れてみます。
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目次
コールセンターの夜勤とは?
コールセンターでは夜勤の仕事もあります。
やはり24時間対応の会社や、深夜でも問い合わせがあるコールセンターでは夜勤スタッフを設置して対応をしています。
また夜に事故や紛失が起こり得る業種でも夜勤のコールセンターが設置されていますし、深夜の注文が見込みやすい通販などでも夜勤コールセンタースタッフが対応しています。
コールセンターの夜勤で働く場合には割増賃金により高時給が設定されている事も多く、稼ぎやすいのが特徴です。
また途中で仮眠を取れるコールセンターもあり、深夜帯はスタッフの人数も少なめな職場が多い事から、日中ほどの人間関係の煩わしさもありません。
ですが夜勤のコールセンターでは上席者が不在であったり、1人あたりが対応をする範囲が広くなる事もあり、判断力や責任感の強い人向けと言えるのかもしれません。
また不思議と夜勤中の入電は「混み入った内容」や「イレギュラーな内容」が発生しやすい事もあり、より柔軟に対応できるオペレーターが求められやすいとも考えられます。
コールセンターの夜勤の場合には1本1本の通話は密度の濃い内容もありますが、ダブルワーカーや副業者にとっても人気があり、夜の時間を有効に使いたい方にはおすすめの職場と言えます。
コールセンターの夜勤にはどんな仕事がある?
コールセンターの夜勤にはどのような仕事があるのでしょうか。
例を幾つか挙げてみます。
クレジットカードの夜勤のコールセンターがあります。
カードの紛失や盗難・旅行中のトラブルなど、24時間受付をしているカード会社もあります。
VIP会員向けの会員情報の変更などを夜間に受け付けているカード系コールセンターもあります。
ロードサービスのオペレーターです。
事故に遭ったユーザーからの問い合わせや手配業務を行います。
路上にいるユーザーに対して、必要事項を聴取して適切な案内をします。
携帯電話や通信関係など、故障受付の夜勤コールセンターもあります。
故障不具合の状況やクレーム対応も行います。
また料金・サービス案内や調査結果の報告等が含まれる場合もあります。
銀行のATMに関する夜勤コールセンターです。
カードの紛失や盗難・ATMの操作案内・故障時の案内・照会受付などを含みます。
証券会社などで勤務するコールセンターの夜勤です。
FXに関する問い合わせ対応や注文の執行など取引全般の問い合わせ対応をします。
証券外務員資格があると優遇される場合があります。
深夜のテレビ通販番組を中心とした深夜のコールセンターです。
番組内で紹介された商品などの注文受付を行います。
コールセンター内には番組内容を確認できるようなモニターが設置されている所もあり、リアルタイムで注文が入ります。
IT系ヘルプデスクのコールセンターの夜勤もあります。
主に操作案内やシステムの不具合・ネットワークやサーバに対する問い合わせ等に対応します。
技術的な質問も多いため、専門知識が問われやすいコールセンターでもあります。
英語対応など通訳・翻訳を行うコールセンターです。
各コールセンターでは外国人など英語対応が必要なケースもあり、通訳が必要になります。
またコールセンターによってはテレビ画面等で顔を見せながら会話をする事も。
もちろん外国語だけでなく日本語対応もあります。
関連記事:英語に強いオススメの派遣会社は?
ホテル関連のコールセンターの夜勤のお仕事です。
主に電話の取次ぎなどが多く、フロントや担当の部署へ取次ぎをします。
英語を使用するケースも多い事から、語学に強い人は重宝される事があります。
タクシー等の配車受付の夜勤のコールセンターです。
利用客から迎車依頼の連絡が入るので位置情報等を確認し配車の手配をします。
センターによっては入電件数も比較的少ないのが特徴です。
電力会社など、夜間のお客様問合せ窓口のコールセンターです。
停電に関する問い合わせや引っ越しに伴う手続き・支払い方法など多岐に渡ります。
大手が多いので安定して働きたい方にも。
賃貸住宅関連のコールセンターの夜勤です。
賃貸会社によっては24時間サポート等のオプションを付けており、その対応をします。
水漏れや排水管の詰まり・修繕など、住宅トラブルに関して電話対応をします。
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夜勤のコールセンターのメリット・デメリット
ここでは夜勤のコールセンターのメリット・デメリットを挙げてみます。
夜勤のコールセンターのメリット
- 仮眠が取れる
- 時給が高い
- 入電数が少ない
- 人間関係が緩い
- 監視の目が少ない
- 昼に遊べる
- 満員電車に乗らなくて良い
夜勤のコールセンターのデメリット
- 眠くなる
- 求人数が少ない
- 休みにくい(人数が少ない)
- エスカレーションができない場合も(管理者が少ない)
- 生活が昼夜逆転する
- 男性オペレーターに偏りやすい
コールセンターの夜勤にはメリット・デメリットがあります。
時給が高かったり入電数が少ないのが利点ですが、眠くなりやすく生活が昼夜逆転するなど健康上のリスクはあります。
深夜帯にシフトに入る場合には体調管理にも気を付けて業務に取り組みたいですね。
コールセンターの夜勤は女性もできる?
コールセンターの夜勤はもちろん女性も可能です。
上記でも挙げたようにコールセンターによっては男性割合が多い会社もありますが、女性の方も就業しています。
やはりコールセンターでは女性の対応が重視されやすい傾向もあり、夜勤の女性スタッフは貴重です。
飲食店やコンビニ等と異なり、コールセンターの夜勤はオフィス内なので防犯上のリスクやセキュリティ面でも安全性が高いことが挙げられます。
またコールセンターなので髪型やネイル・アクセサリー等にもさほど厳しくないのが特徴的です。
稼ぎたい女性は夜勤のコールセンターを検討してみるのも良いかもしれませんね。
コールセンターの夜勤は暇?楽なの?
コールセンターの夜勤が楽かどうかと言えば、実際に楽なところが多いですね。
もちろんコールセンターにもよりますが、入電数が少ないですし日中ほど周囲に気を遣わなくても良いので楽です。
また深夜メンバーは長く勤務している人が多いので、電話が入らない時は気の合う隣のオペレーターと話をしている人もいたりします。
オフィス内も少人数でシーンとしているので、静かで落ち着いて仕事しやすいと言えるでしょう。
ただしやはり眠くなってしまう事もあり、仕事によって仮眠が取れる所とそうでない所があるので睡魔には注意が必要です。
またセンターによっては数十分入電がない事もザラなので、暇な時間をどうやって過ごすかも考えものです。
コールセンターの夜勤は楽なことが多いですが、時間の使い方には工夫が必要と言えるでしょう。
関連記事:コールセンターの楽な種類は?忙しくない暇な職場を紹介
コールセンターの夜勤まとめ
コールセンターの夜勤について幾つか挙げてみました。
コミュニケーションを取ることが好きであったり、夜の時間を有効に使いたい方には夜勤も良いと思います。
特に金融系など求人によっては時給2000円近くになることもあり、お金を稼ぎたい方にも良いでしょう。
ただし先ほども挙げたように、コールセンターの夜勤の求人は少なめです。
そのため自分に合った求人を探すには、コールセンターの求人数が多い派遣会社を選ぶことをお勧めします。
こちらの記事でもコールセンターに強い派遣会社を紹介していますので参考にしてみてください。
自分に合った派遣会社を見つけて長く続けられるコールセンターを選びたいですね。
今回はコールセンターの夜勤について挙げてみました。
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