登録制バイトに登録だけする事はできる?デメリットは?

今回は登録制バイトに登録だけするケースについて挙げてみたいと思います。

お小遣い稼ぎや副業目的など、様々な目的で利用できる登録制バイト。

学生さんやダブルワーカー等にも人気があります。

ですが中にはいつでも仕事ができるように、登録だけしておきたいという人もいるはず。

今回はそんな登録制バイトに登録だけする場合について挙げてみます。

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登録制バイトに登録だけする事はできる?

結論から言えば登録制バイトに登録だけしておく事はもちろんできます。

派遣会社に登録だけしておき、自分の好きなタイミングで仕事にエントリーするといったケースです。

様々な派遣会社がありますが、「登録だけ」というケースでも歓迎している会社が多いですし、断られるような事もほぼありません。

 

登録制バイトに登録をする手順としては、以下のようになります。

  1. 派遣会社に登録予約をする(電話・インターネット等)
  2. 指定された日時に派遣会社へ(自宅でWEB登録ができる派遣会社もあります)
  3. 派遣の仕組みの説明・面談・スキルチェックを受ける(登録会の所要時間は1.5~2時間程度)
  4. 自分が希望する仕事へエントリー(登録だけして仕事に応募しなくてもOK)
  5. お仕事開始

 

派遣会社に登録だけしておけば、休みの日などにいつでも仕事を入れることも出来ますし、自分の好きなタイミングでエントリーができます。

また登録制バイトのように単発求人を中心に取り扱う派遣会社もありますので、自分がどのようなお仕事をしたいかによって派遣会社を選ぶようにしましょう。

 

登録制バイトって何?

ここまで説明しておいて今更という感じですが、「登録制バイトって何?」と思う方もいるかもしれません。

登録制バイトというのは、派遣会社に登録し1日単位の派遣で働く「日雇い派遣」のことをいいます。

他にも「スポット派遣」とか「派遣バイト」とか色々な呼び方があるようですね。

派遣のお仕事は主に3ヵ月程度の派遣期間を更新していく契約が一般的ですが、単発派遣の場合には1日単位で働くことができるので、ちょっとだけお仕事がしたいという場合にも最適です。

 

上記でも挙げたように登録制バイトに登録だけしておけばいつでも働くことが出来ますし、派遣会社の中には日払いや週払いに対応している会社もあるのですぐにお金が欲しい時にも良いでしょう。

また派遣会社の中には「履歴書不要」としている会社もあるので、煩わしい面接準備をすることなくすぐに登録できるのも利点です。

登録制バイトは友達と一緒に登録しても良いですし、1日単位の仕事で色々な職場を経験できるのも魅力なので、気になる方は一度登録してみるのも良いかもしれませんね。

 

登録制バイトの口コミ

 (28歳/男性/ケーキ工場)

以前に深夜のケーキ・パン工場で勤務したことがあります。駅前のロータリーに5名くらいで集合して現場にバスで向かいました。他の人たちはベテランの方で仕事にも慣れているような感じでした。

工場に着くと入り口で受付の人から白衣をもらう必要があり、名簿に名前を書いたりロッカーの鍵をもらったりしないといけないのですが、やり方がわからないので迷っていると受付のおばさんに「分からないならすぐ聞いて!」と怒られました。

白衣に着替えて工場内に入ると、最初に水を撒いて工場内を掃除するように言われました。

最初だけかな?と思っていましたが、その後も永遠と拭き掃除や掃き掃除が続きました。

派遣会社にはケーキのトッピングや材料の投入などと聞いていたので、正直面喰いました。

途中からはやる事がなく、自分で掃除できそうな個所を見つけて掃除をしていました。

そして頻繁に話しかけてくる先輩に怒られないように気を遣いながらなんとか朝まで過ごしました。

登録制バイトだったので喫煙所でも会話の輪に入れずあまり良い気分ではありませんでした。

暇で苦痛だったので仕事終わりの充実感はありませんでしたが、日給は1万円くらいだったのでまずまずだったと思います。

登録制バイトは時間が空いた時にやるには良いと思いますが、仕事は選ぶべきだと思います。

 

 (25歳/男性/ファッション通販倉庫)
1年くらい前に千葉のファッション系の倉庫で登録制バイトをしました。朝から駅前にその会社の無料バスが出ていて、そこに集まり大勢でバスに乗り倉庫に行きます。やった仕事は洋服の棚入れで、指定の棚の番号の所に服を入れていく作業でした。慣れてくるとハンディを使用してピッキングの作業もしていきました。走り回る訳でもなく時間制限もうるさくないので、単純に洋服を入れていくだけなのでとても簡単で疲れない作業でした。周りの先輩の人たちも若い人が多く比較的やりやすかったと思います。職場の居心地がよかったので、深夜時間にも同じ倉庫に応募して働きました。理由は深夜のほうが稼ぎやすく、時給が高かったからです。

深夜は人の数が少なく男性が多めでした。現場を仕切っていたのは宅配会社の人だったと思います。

深夜では棚に入っている洋服の検品をしたり、used商品の洋服の袋詰めを担当しました。

以前にも通販サイトの倉庫で働いたことがあったのですが、そこでは1日のピッキング個数なども正確に計測されていて、正直仕事のやりやすさは倉庫によって全然違いました。

普段から使用しているショッピングサイトだったので、少し裏側も知れて楽しかったです。

 

登録制バイトで働けない人とは

メリットも多い登録制バイトですが、登録制バイトで仕事ができない人もいます。

派遣法改正により日雇い派遣が原則禁止となった事で、以下の例外自由のいずれかに該当しなければ登録制バイトはできません。

  • 60歳以上の方
  • 雇用保険の適用を受けない学生
  • 年収500万円以上の方で副業として日雇派遣に従事する方
  • 世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方

つまり60歳以上の年齢に達した人や、昼間に学校に行き夜アルバイトなどで働く昼間学生・本業収入が500万以上あり収入が安定している方が副業として登録制バイトをやるケースなどが挙げられます。

 

また登録制バイトで従事する仕事が以下のような業務(適正な雇用管理に支障を及ぼす恐れがないと認める業務)の場合も、労働者保護の観点から問題のない業務として考えられるため、登録制バイトができる事になっています。

ソフトウエア開発/ 調査/ 事業の実施体制の企画・立案/ 機会設計/ 財務処理/ 事務用機器操作/ 取引文書作成/ 書籍等の制作・編集/ 通訳/ 翻訳/ 速記/ デモンストレーション/ 広告デザイン/ 秘書/ 添乗/ OAインストラクション/ ファイリング/ 受付・案内/ 研究開発/ セールスエンジニアの営業/ 金融商品の営業

 

上記のいずれかに該当しなければ、残念ながら登録制バイトをする事はできません。

登録制バイトに登録する場合には、自分が上記に該当するかどうか確認してみると良いでしょう。

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登録制バイトに登録だけするデメリット

登録制バイトのデメリットにはどのような点が挙げられるでしょうか。

幾つかデメリットを挙げてみます。

 

例外事由

上記で挙げたように、登録制バイトを希望したとしても例外事由に該当しなければ働くことはできません。

せっかく登録制バイトでお小遣い稼ぎをしたいとしても、所得証明書の提出が求められる可能性もあり勤務できない事もあります。

 

営業の電話

登録制バイトに登録だけしておく事によって、派遣会社側から連絡がくることがあります。

例えば「○○の仕事の紹介でご連絡をしました」「現在の就業状況を教えてください」といったように、派遣会社から時々連絡が入ることもあるでしょう。

もし仕事の紹介を希望していない場合には、きちんとその旨を派遣会社に伝えておくようにしましょう。

 

登録の更新

登録制バイトに登録だけしておいたとしても、その登録データが何年間も有効とは限りません。

しばらく就業実績がない場合など会社によって数年おきに登録データを更新する事もあり、再度の来社登録が必要な場合もあります。

 

管理が面倒

登録制バイトの求人を取り扱う派遣会社は数多くありますが、あまりにも多くの派遣会社に登録をするとその管理が少し面倒になる場合もあります。

メールや電話番号・登録情報の管理など、登録している派遣会社を忘れてしまうケースも考えられますので、登録をする場合には最初は2~3社に絞った方が良いでしょう。

 

登録制バイトに登録だけしておくデメリットを幾つか挙げてみました。

上記の通り、登録だけしておくデメリットはさほど多くはありません。

そのため自分が登録したい派遣会社があれば、あらかじめ幾つか登録しておくのも良いかもしれませんね。

 

主婦が登録制バイトに登録するメリットとは

主婦の方の中にも登録制バイトを検討している方がいるかと思います。

主婦が登録制バイトをやるメリットにはどのような点が挙げられるのでしょうか。

 

いつでも応募ができる

当たり前の事ですが、登録制バイトに登録だけしておく事によっていつでもお仕事にエントリーする事ができます。

ちょっとした時間ができた時など、希望のお仕事にすぐにサイトから応募できるのもメリットと言えます。

 

福利厚生が利用できる

派遣会社によっては、登録だけする事によって福利厚生制度の利用ができる会社もあります。

福利厚生としてはレジャー施設の利用や優待割引など様々です。

特に大手派遣会社には福利厚生が充実している会社もあるので積極的に利用したいですね。

 

採用されやすい

登録制バイトというのは日雇い仕事が中心なので、一般的なアルバイトやパートと比較しても採用されやすい部分があるように思います。

特に主婦の方の場合、家事や育児で時間制限がある事により採用されなかった経験を持つ人もいるでしょう。

登録制バイトは比較的採用のハードルが低めなので、すぐにお仕事を始めたい方にもお勧めです。

 

スキルアップができる

派遣会社によってはスタッフのスキルアップ支援を積極的に行っている会社もあります。

ビジネスマナーやPCスキル・語学力アップのための研修など、派遣会社によって色々な研修制度があります。

スキルアップ講座で気になる講座がある場合には、その派遣会社に登録をしてみるのも良いかもしれませんね。

 

面倒な人間関係が少ない

登録制バイトの場合、面倒な人間関係が少ないのもメリットと言えます。

特に主婦の方などのパートタイム勤務では、周囲との人間関係や付き合いが面倒に感じることもあるはず。

その点でも登録制バイトであれば1日単位で仕事をするスタンスなので、後腐れなく仕事に取り組むことができます。

 

登録制バイトの辞め方は?

登録制バイトを辞める時はどうすれば良いのでしょうか。

登録制バイトを辞める時には、派遣会社に対して「登録解除」の申請をする事になります。

登録解除の方法は派遣会社によっても異なり、口頭で告げるだけで良い会社もあれば書面通知が必要な場合もあります。

 

登録制バイトを辞めることは簡単ですが、逆に言えば派遣会社に登録だけしておいてもさほど多くのデメリットはありません。

そのため特別な事情がない限り、登録をしたままにしているというスタッフさんも多くいます。

もしくは派遣会社にお願いをすれば、登録を解除しなくても一時的にお仕事紹介をストップしてもらえる場合もあります。

登録制バイトを辞めることはいつでも出来ますが、今後においてお仕事を開始する予定がある場合には登録だけ残しておくのも良いかもしれませんね。

関連記事:派遣バイトの辞め方は?電話・メールの例文を挙げて徹底解説

 

登録制バイトに登録だけするケースまとめ

登録制バイトに登録だけするケースについて幾つか挙げてみました。

登録制バイトは日雇い仕事で活用しやすい事もあり人気があります。

 

特に今後は副業目的や仕事の多様化などにより、登録制バイトのような仕事を始める人が増えてくる可能性も考えられます。

登録制バイトを始め、自分に合った働き方を見つけることが大切なのかもしれませんね。

今回は登録制バイトに登録だけするケースについて挙げてみました。

それでは今日はこの辺で。

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