コールセンターに強いおすすめの派遣会社は?
今回はコールセンターの求人に強いおすすめの派遣会社について挙げてみたいと思います。
派遣職種の定番と言っても良いほど、豊富な求人があるコールセンター。
商品の問い合わせ対応や発信業務・クレーム対応・ヘルプデスクなど、コールセンターとは言ってもその仕事内容は様々です。
また派遣会社によってもコールセンター求人を豊富に扱っている会社とそうでない会社があります。
今回はその中でもコールセンターに強いおすすめの派遣会社をご紹介していきます。
目次
コールセンターに強いおすすめの派遣会社
コールセンター求人を取り扱う派遣会社は数多くあります。
コールセンター求人に強いおすすめできる派遣会社を挙げてみます。
コールセンターの求人数 | 約5200件 |
- 北海道・東北:434件
- 関東:2729件
- 北陸・甲信越:90件
- 東海:164件
- 関西:984件
- 四国:4件
- 中国:92件
- 九州・沖縄 781件 他 (2019年6月HPデータより)
ウィルオブはコールセンター・医療介護・販売に特に強みがある派遣会社。
未経験歓迎の求人も多い為、これからコールセンターの仕事を始めたい方にも向いています。
またウィルオブの特徴として、研修に力を入れているのも特徴的。
参照:ウィルオブ
コールセンター等の準備研修が無料で実施されており、その他にも接客術やコールセンターにおけるトーク術など、専門研修も用意されています。
オペレーターとしてのスキルを高めていきたい方にもピッタリです。
またウィルオブには「FS制度」があり、スタッフの定着率が高いのも強み。
派遣先にはウィルオブの社員が常駐しているので、トラブル時など安心して相談をすることが出来ます。
ウィルオブの特徴
- コールセンターの求人数が多く、これからオペレーター職を始めたい方にもおすすめ
- コールセンター・接客術・携帯の機種やプランなど、業界に特化した研修が用意されています
- ウィルオブは優良派遣事業者として認定済
- 福利厚生が充実しており、国内外で利用できる優待施設制度もあります
- スタッフの口コミ・満足度が高いのも特徴です。
公式サイト↓
コールセンターの求人数 | 約1500件 |
- 北海道:89件
- 東北:23件
- 関東:868件
- 中部:112件
- 近畿:211件
- 中国:30件
- 四国:12件
- 九州・沖縄:118件 他 (2019年6月HPデータより)
大手会社のコールセンターで働きたい・福利厚生の整った派遣会社が良いという方にはテンプスタッフがお勧め。
派遣先としても既に取引先のある企業も多いので、安心して就業することが出来ます。
全国に400ヵ所以上の拠点があるので、登録にも便利。
女性の仕事を支援する派遣会社であり、主婦の方などこれから初めてコールセンターのお仕事を始めたい方にも向いています。
また「ジョブチェキ」ではテンプスタッフの全国の求人情報を探すことができ、テレマーケティングなどコールセンター関連のお仕事も簡単に見つけることが出来ます。
参照:ジョブチェキ
またテンプスタッフの求人の中には「紹介予定派遣」の案件もあるので、将来的に正社員を目指したい方にもお勧め。
登録後のスキルアップ支援も充実しており、対面相談ができて長く就業しやすいのもテンプスタッフの特徴です。
テンプスタッフの特徴
- バラエティに富んだ業界トップクラスの豊富な求人数
- コールセンター・ヘルプデスク・テクニカルサポートなど、様々な職種が充実
- 取引先企業が多く、大手企業や優良企業の求人が豊富。
- 長期だけでなく短期や週4日~など、あなたに合った働き方が可能
- 業績ランキングNo1(2015年度パーソルホールディングス(株)連結、(株)オピニオン「2016年調査人材ビジネス業績ランキング)。
- コールセンターやオフィスワークのお仕事を探す方は、まず最初に登録をしておきたい派遣会社です
公式サイト↓
コールセンターの求人数 | 約650件 |
- 関東:382件
- 関西:108件
- 東海:45件
- 北海道:35件
- 東北:34件
- 中国:1件
- 九州:27件 他 (2019年6月HPデータより)
リクルートスタッフィングは大手リクルートグループの派遣会社。
コールセンター求人で見ると、関東圏(特に東京)に求人が集中しています。
参照:リクルートスタッフィング
派遣先にはリクルートグループだけでなく、大手企業が目立つのも特徴的。
自宅にいながら登録ができるWEB登録も実施しています。
高時給の仕事が良い・大手で働きたいという方にお勧めの派遣会社です。
リクルートスタッフィングの特徴
- 大手で安心のリクルートグループ。
- 豊富な案件の中で、テレマ・コールセンター求人にも注力しています。
- 登録方法も来社登録・オンライン登録が選べます。
- 有休・社会保険制度の他にも各種研修やキャリアアップ制度も充実しています。
- 紹介予定派遣にも強く、将来的なキャリアアップを目指したい方にもおすすめ。
- 時給の高さなど、少しでも良い契約条件でお仕事を探したい方にも〇。
公式サイト↓
コールセンターの求人数 | 約1200件 |
- 関東:522件
- 関西:245件
- 東海:41件
- 北海道・東北:164件
- 甲信越・北陸:31件
- 中国・四国:57件
- 九州・沖縄:142件 他 (2019年6月HPデータより)
テレビCMでもお馴染みのスタッフサービス。
お仕事紹介から就業開始までの日数が早かったり、求人数の多さにも定評があります。
事務や介護・医療などの求人が多く、全国に支店があるため登録にも便利。
もちろんWEB登録も可能。
すぐにお仕事を始めたい方・積極的に仕事の案内が欲しい方にもおすすめの派遣会社です。
スタッフサービスの特徴
- 「オー人事」でお馴染みの老舗の派遣会社。
- オフィスワークを中心に求人数が多く、コールセンター求人も豊富です。
- 取り扱い職種が豊富で、お仕事の紹介スピードにも定評があります。
- 有名企業が約7割以上となっており、大手で働きたい方にもおすすめです。
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コールセンターの求人数 | 約550件 |
- 北海道・東北:50件
- 関東:161件
- 北陸・信越・東海:73件
- 関西:96件
- 中国・四国:69件
- 九州・沖縄:100件 他 (2019年6月HPデータより)
べルシステム24はコールセンターやオフィスワーク求人に強い派遣会社。
人材育成にも注力しておりロープレや座学など、基礎からオペレーター業務を学びたい方にも向いています。
ベルシステムのお仕事情報検索「スタボ」では全国から希望条件に沿ったコールセンター求人を検索可能。
参照:スタッフ募集のスタボ
リーダーやSVなど、コールセンター業務を通してステップアップをしていきたい方にもお勧めの派遣会社です。
ベルシステム24の特徴
- 派遣・アルバイトのコールセンター求人が多く、首都圏・関西を中心に豊富な求人があります。
- 平均時給は1480円と、高時給のお仕事が多数。
- 未経験でもOKな求人が多く、コールセンター経験のない方にもおすすめ。
- 社会保険や有給・保育所など福利厚生も充実しています。
- 前給制度に対応しており、急な出費があるときにも安心。
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コールセンターの求人数 | 約520件 |
- 首都圏:238件
- 北海道・東北:43件
- 北関東・甲信越:17件
- 北陸:10件
- 東海:45件
- 近畿:78件
- 中国:22件
- 四国:17件
- 九州・沖縄:48件 他 (2019年6月HPデータより)
就業している派遣スタッフからの口コミ評価も高いパソナ。
コールセンター業界に精通した担当者が、スタッフの就業をしっかりとフォローしてくれます。
参照:パソナ
パソナは口コミでの評判も良く、派遣スタッフ満足度調査(第31回)の「口コミ」「再就業率」でも1位を獲得。
福利厚生にも力を入れており、一般的な社保や有給だけでなく美容や育児代行など働く女性を支援するサポートもあります。
コールセンターでは首都圏や大阪など都市部に求人が多い様子。
1つの職場で定着してしっかりと働きたい方にもお勧めの派遣会社です。
パソナの特徴
- 首都圏を中心にオフィスワーク・コールセンターにも強い派遣会社です。
- ワーキングマザーなど、働く女性を支援する会社でもあります。
- 保育園を設立する等、社会保険や福利厚生にも力を入れています。
- 研修制度等も充実しているため、未経験からコールセンターを始めたい方にもおすすめです。
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コールセンターの求人数 | 約500件 |
- 北海道:17件
- 東北:29件
- 関東:171件
- 関西:76件
- 中国・四国:41件
- 北信越:14件
- 九州・沖縄:100件 他 (2019年6月HPデータより)
オフィスワークや事務系の求人が多くを占めるマンパワー。
マンパワーでも求人数は多いとは言えませんが、コールセンター求人の取り扱いがあります。
派遣だけでなく、紹介予定派遣や無期雇用派遣(M-Shine)・契約社員など形態も様々な求人があり、将来的なキャリアアップを目指す方にも。
また登録者は英会話やExcel・Wordが学べるキャリアカレッジ(MCC)も利用可能。
参照:マンパワー
外資系派遣会社として英語・語学を活かしたい方や、積極的にスキルアップを目指したい方にもお勧めの派遣会社です。
マンパワーの特徴
- 約50年前に日本で初めて人材派遣を始めた老舗の派遣会社です。
- 事務やコールセンター職にも強く、特に英語や外資系求人にも強みがあります。
- 日本国内にも約120拠点の大手派遣会社。
- マンパワーは優良派遣事業者に認定されています。
- 電話登録ができ来社不要で登録が可能(エリアが限定あり)。
- オンライントレーニングやキャリアカウンセリングが充実。
- 満足度調査でも「面接者の対応」で1位を獲得している優良派遣会社。
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コールセンターの求人数 | 約750件 |
- 関東:177件
- 関西:151件
- 北海道:148件
- 東北・北陸:31件
- 東海:31件
- 九州:156件
- 沖縄:50件 他 (2019年6月HPデータより)
コールセンターや事務系の職種に強みがあるキャスティングロード。
未経験歓迎の求人が多いので、コールセンターが初めての方にも向いています。
参照:キャスティングロード
派遣社員(CAST)への担当コーディネーターのフォロー体制も万全。
時短勤務や週3~勤務など、勤務形態を柔軟に選べるため主婦の方などにもお勧め。
来社不要のWEB登録を実施しており、自宅にいながら登録をしたい方にも。
キャスティングロードの特徴
- コールセンター職や事務職に強いキャスティングロード。
- 東京、千葉、埼玉を中心に多数の求人があります。
- 未経験者でも可能な職種も多く、コールセンター経験のない方やブランクのある方にも。
- 就業後もCASTへのサポートが厚く、フォロー体制にも定評があります。
- WEB登録にも対応している派遣会社です。
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コールセンターの求人数 | 約500件 |
- 北海道・東北:約50件
- 東海・北信越:約40件
- 関東・首都圏:約180件
- 近畿:約100件
- 中国・四国:約40件
- 九州:約100件 他 (2019年6月HPデータより)
外資系派遣会社の中でも知名度の高いランスタッド。
製造や軽作業だけでなく、テレマーケティング求人も豊富であり、案件によって週払いや月払いに対応しています。
ビデオ通話機能を使った「クイック登録」も便利。スマホやタブレット上から登録ができます(オフィス限定あり)。
参照:ランスタッド
未経験者や初心者向けの求人も多く短期・単発にも強いため、これから派遣社員として少しずつ仕事に慣れていきたい方にもお勧めの派遣会社です。
ランスタッドの特徴
- オランダに本社があり世界39か国に拠点を持つグローバル企業。
- 工場や軽作業に強いだけでなく、コールセンター等のオフィスワークも充実しています。
- 大手・有名企業だけでなく、中小企業等の求人に強いのも特徴的。
- 「クイック登録サービス」の利用で、WEBから自宅での登録も可能です。
公式サイト↓
参照:アデコ
コールセンターの求人数 | 約470件 |
- 北海道:11件
- 東北:18件
- 関東:313件
- 甲信越:10件
- 北陸:6件
- 東海:23件
- 近畿:73件
- 中国・四国:11件
- 九州:2件 他 (2019年6月HPデータより)
外資系人材派遣会社として日本においても30年以上の実績があるアデコ。
求人についても外資系ならではの案件や独占求人も目立ちます。
週3~4日や土日休みなど、希望条件に合ったシフトが組みやすい求人も豊富です。
またアデコにはスタッフが利用できる「アデコクラブオフ」があり、旅行や映画・レジャー施設といった充実した福利厚生サービスもあります。
全国に170以上の拠点があり登録にも便利です。
アデコの特徴
- 外資系企業ならではの豊富な求人や職種があります
- 世界60ヶ国に拠点を持つ総合人材サービス企業
- 教育コンテンツやスキルアップ研修が豊富
- コーディネーター・担当者のフォロー体制にも定評あり
- お仕事紹介までのスピーディーな対応も魅力です
公式サイト↓
会社名 | 株式会社KDDIエボルバ |
KDDIエボルバはKDDI出資の西新宿に本社を構える派遣会社。
大手のネットワークを活かし、取引先にも大手や優良企業・外資系が多いのも特徴的です。
特にKDDIエボルバの「エボジョブ」では、あなたの条件に合わせてコールセンター求人を探すことが出来ます。
参照:エボジョブ
コールセンター事業やオフィスワークに強く、法人向けのコールセンター案件もあるのでオペレーターとしてステップアップしていきたい方にもお勧め。
キャリアアップ支援制度を設けており、未経験からでも着実に成長していける仕組みが整っています。
特にコールセンター・データ入力・カウンター業務・事務職を希望の方にお勧めの派遣会社です。
KDDIエボルバの特徴
- 大手KDDIグループのアウトソーシング会社。
- コールセンターの中でもテレアポやインバウンド・テクサポ等にも強みがあります。
- au社員割引など、大手ならではの福利厚生も充実。
- 正社員としてのキャリアアップなど、次のステージを目指す方にもおすすめです。
公式サイト↓
会社名 | キャリアリンク株式会社 |
キャリアリンクは新宿に本社を構える東証一部上場の派遣会社。
東京以外にも札幌、仙台、大阪、福岡、沖縄、新横浜にも拠点があります。
コールセンター以外にも、オフィスワーク・軽作業・自治体関連の求人に強みがあります。
キャリアリンクが運営する「キャリステ」では、官公庁向けやコールセンター等の求人を条件に合わせて検索できます。
参照:キャリステ
就職や転職相談に応じてもらえる「キャリアコンサルティング」や、ステップアップして正社員を目指せるキャリアパス制度など、成長できるバックアップ体制も充実しています。
キャリアリンクの特徴
- オフィスワークやコールセンター求人に強いキャリアリンク。
- 派遣先の職場には官公庁や自治体の求人も多くあります。
- 「キャリアパス制度」としてアルバイトや派遣社員から社員を目指す事も可能です。
- オペレーターやPC講座など各種講座もあり、スキルアップを目指す方にもおすすめです。
公式サイト↓
派遣のコールセンターの職種は?
一言にコールセンターとは言っても幾つかの仕事の分類があります。
以下に簡単にコールセンターの職種を分けてみます。
一般的にコールセンターと言えばこのカスタマーサポートの仕事をイメージする人も多いでしょう。
自社内の製品やサービスに対して顧客から様々な問い合わせがあります。
商品の使い方や疑問・質問・苦情対応など、商品やサービス全般に関わるお問い合わせに対応します。
テレフォンオペレーターでは、商品の注文やサービス申し込み受付など、様々な問い合わせに対応をします。
また他部署への電話の取次ぎなどが含まれる事もあります。
カスタマーサポートに仕事内容が近い場合もあり、業務範囲が多岐に渡る場合もあります。
主に技術的なサポートを要する人に向けたコールセンター業務です。
例えば商品の技術的な仕様がわからない・画面の操作方法がわからないといったように、使い方や仕様についてユーザーの不明点を解決するためにテクニカルサポートがお手伝いをします。
主に営業要素を含むコールセンター業務です。
インバウンドと異なり発信(アウトバウンド)にて、こちらから一般宅や法人に電話をかけ、商品やサービスのご案内をしたり契約やアポイントを取ったりします。
ノルマや歩合給が付くコールセンターが多いのが特徴的です。
主に市場調査やマーケティング調査を目的としたコールセンター業務です。
例えば企業の新商品のニーズを探ったり、ユーザーの意識調査を行ったりと、市場調査などを目的とした業務になります。
派遣のコールセンターの仕事内容は?
コールセンターの派遣仕事を選ぶ際には、インバウンドとアウトバウンドの違いを意識しておく事も必要です。
簡単に言えば、2つの違いは以下になります。
インバウンド:お客様から電話がかかってくる(受信)
例:利用方法の相談・申し込み受付・資料請求・クレーム窓口など
アウトバウンド:お客様に電話をかける(発信)
例:アポイント獲得・注文獲得・アンケート・世論調査・督促業務など
このように大雑把に言えば、「どちらが電話をかけるか」によってインバウンドとアウトバウンドの違いがあります。
またインバウンドとアウトバウンドでは顧客との心理的な距離感も違います。
インバウンドの場合には、大抵の顧客はすでにその企業の商品やサービスに興味があって電話をかけてくるのに対し、アウトバウンドの場合には見ず知らずの顧客や会社に電話をかける事も多くなります。
求人割合においてもインバウンド:アウトバウンドで約「8:2」となっており、圧倒的にインバウンドの求人数が多めです。
そのためアウトバウンドを希望する方は求人が少なめなので、細めに求人をチェックしておく必要があります。
またインバウンドとアウトバウンド業務にはスタッフさんの性格によって向き・不向きがあり、スタッフさんの中には自発的に次々と電話をかけていくアウトバウンドが苦手という人もいれば、いつ電話がかかってくるかわからないインバウンドが苦手という人もいます。
コールセンターの仕事を始める際には自分がインバウンドとアウトバウンドのどちらに適性があるのか、自分の性格や好みに合わせて選択をする事が大切です。
コールセンターの役職は?
派遣社員としてコールセンターで勤める場合でも、ある程度は役職を理解しておいた方が役に立つこともあります。
センターによって多少の違いはありますが、一般的にコールセンターの役職は以下のようになります。
コールセンター全体の責任者とも言えるセンター長です。
派遣スタッフさんが身近に接する機会は少ないかもしれませんが、コールセンターの運営やマネジメントを行っています。
SV等を統括するマネージャーの役割です。
センター長と同じく、コールセンターの管理・運営に携わります。
コールセンターのスーパーバイザーです。
オペレーターの監督・指導を行ったり新人研修などを行うこともあります。
また苦情が発生した場合など、エスカレーション対応をしたり、シフト作成や業務の進捗管理を担当する事もあります。
リーダーはオペレーターの取りまとめ役といった仕事が中心になります。
また忙しいSVのサポート役として、代わりにスタッフの指導や育成を行うこともあります。
コールセンターによっては、一般オペレーターからリーダーに昇格する人事制度を設けている所もあります。
派遣スタッフの皆さんは最初はこのオペレーターから担当するケースが多いでしょう。
先ほども挙げたようにカスタマーサポートやテクサポ・アポインターなど様々な職種があります。
オペレーターは直接お客様と接する立場であるため、「企業の顔」として丁寧な対応が求められます。
一般的なコールセンターで言えば、SV(スーパーバイザー)がいて、その周囲に数名のリーダーがおり、その指揮の元で数十名~数百名のオペレーターが業務を行っているといった現場が多くなります。
仕事の中で分からない事や判断に迷う事があれば、その都度SVやリーダーに判断を仰いだり連携を取りながら仕事を進めていく事になります。
またコールセンターの仕事に慣れてくると、一般オペレーターからリーダーに昇格したり、将来的にSVポジションとして活躍する人もいます。
派遣でもSV職を募集しているケースは多くあるので、自分が管理者として仕事をしたいのか・それともオペレーターとして仕事をしたいのかを明確にした上で応募するようにしたいですね。
派遣のコールセンターのメリット・デメリット
ここでは派遣のコールセンター職のメリット・デメリットについて挙げてみます。
コールセンターのメリット
時給が高い
アルバイト等と比較しても、コールセンターは時給が高めです。
一般的なコールセンターでも時給1100~1600円程度と、一般求人と比較しても時給は高めになります。
またアウトバウンドなど、インセンティブが付く会社であればそれ以上の給与を受ける事も可能でしょう。
座り仕事
コールセンターでは基本的に座り仕事になるので、立ち仕事のような体力的な疲労感はあまりありません。
またセンターによってはドリンクを飲みながらの業務もOKとしている所もあります。
服装自由な会社が多い
電話業務のため、顧客と直接会うようなケースは少なく、服装などドレスコードに厳しい会社は少なめです。
会社によってはネイルやピアスもOKとしているコールセンターもあります。
お洒落に敏感な人はコールセンターを検討しても良いかもしれませんね。
シフト制
時間帯によって勤務が区切られている事も多く、シフト制になっているコールセンターが多くあります。
そのため主婦の方や副業目的の方など、時間帯を選んで勤務したい人にも向いています。
黙々と作業できる
通常はPCと向き合いながら電話を受け入力をする事になるので、黙々と仕事をする事が多くなります。
忙しいセンターと暇なセンターで差が激しい事もありますが、仕事に専念したい人にも向いています。
言葉遣いを学べる
コールセンターで勤務する事により自然と言葉遣いも綺麗になります。
また応対品質など、センターによってはマナー研修を実施する所もあるので勉強になる事も多いでしょう。
コールセンターのデメリット
苦情やクレームが発生することも
時には苦情やクレームを受ける事もあります。
またコールセンターでは当然に顧客の顔が見えない為、言葉遣いや謝り方次第で顧客の態度や対応が急変することもあります。
相手の感情を掴んだり会話を主導するテクニックも必要とされます。
女性職場になる事が多い
現場によっては男性のコールセンター職員もいますが、主には女性スタッフの数が圧倒的に多くなります。
そのためコールセンターによっては女性同士の派閥が生まれたり険悪なムードが漂うことも。
女性職場で生き抜く術も必要なケースがあります。
コールセンターの派遣をクビになる事はある?
派遣のコールセンターの仕事をクビになる事はあるのでしょうか。
残念ながら派遣社員の場合でも、コールセンターをクビになってしまう可能性はゼロとは言えません。
その中でもコールセンターでは研修後にクビになってしまうケースがよく散見されます。
一般的に派遣社員のコールセンターでは、入社後に以下のような研修が行われる場合があります。
- 座学研修
- ロープレ研修
- OJT研修
- 着台テスト
座学研修では仕事や商品知識を学んでいきます。
そしてロープレ研修で実際のやりとりを想定して声に出しながら練習をし、OJT研修にて先輩スタッフが横に付きながら実際のお客様の対応をしてみます。
最後に着台テストにてマニュアルの理解や会話力などをチェックされますが、このテストの内容によっては残念ながらクビになってしまう可能性もあります。
もちろん今までの研修内容がきちんと出来ていれば問題ないケースが多いですが、着台テストの時点でふるいにかけられ一定数のスタッフが落ちてしまうといった現場もあります。
逆に言えばコールセンターが大量募集をかけたり高時給で募集をかけるのは、あらかじめ一定数の人が落ちる可能性を見越しているからという理由もあるのかもしれません。
クビになる事をあまり意識しすぎる必要はありませんが、コールセンター入社後は研修をきちんと受けて仕事に全力で取り組むようにしたいですね。
派遣のコールセンターを辞めたいのはどんな時?
ここだけの話ですがコールセンターは離職率が高いセンターも多いのが特徴です。
座り仕事で時給も高めなのになぜ?と感じる人もいるかもしれませんが、職場によってはコールセンター独特の厳しさがあります。
- 派閥が生まれやすい
- 営業数字が達成できない
- 顧客のイライラのはけ口になる
- 常に行動が管理されている(受発信数・会話内容・休憩時間など)
- SV・上司と上手くいかない
- 人員が足りておらず、常に待ち呼ランプ点滅
- 派遣から正社員への登用は少ない
- 腰痛・眼精疲労・肩こりになる事も
この他にもコールセンターを辞めたいと思う瞬間は幾つかあるかもしれませんが、コールセンターでは様々な顧客に対応するため、用意されているマニュアルだけではとても十分に対応することは出来ず、更に上司が頼りないと状況に応じて自分で柔軟に考えて行動する力も必要になります。
中には仕事を辞めたいと思う方もいるかもしれませんが、それでもコールセンターはお客様の身近な立場として対応ができるやりがいのあるお仕事ですので、根気強く取り組んでいきたいですね。
コールセンターが不向きな人の特徴は?
コールセンターのお仕事は経験を積めば誰でも就業していく事ができます。
ですが人には”向き不向き”もあり、以下のような方はコールセンターに向いていない可能性もあります。
コールセンターはストレスが付きもの。
苦情が入ってくる事もありますし、思うようにこちらの説明が伝わらない事もあります。
終業時間を過ぎてもお客様の話に付き合わなければならないケースもしばしば。
ストレス耐性があまりに低い人は、コールセンターが不向きな場合もあります。
オペレーターはお客様とお話するのがメインの仕事。
そのため人と話すことが苦痛な人は、そもそもコールセンターに向いていない場合もあります。
コールセンターではある意味では”鈍感さ”が必要です。
お客様との会話が思うように進まない事も多いですし、あれだけ多くのオペレーターが働いている訳ですからセンター内やブース内でも色々なことが起こり得ます。
そのためコールセンターでは何があっても軽く受け流せるような「大らかさ」「テキトーさ」が大切であり、細かいことに執着し過ぎる人はコールセンターに不向きな場合もあります。
コールセンターにも寄りますが、センター内では概ね女性のオペレーターの割合が多くなります。
自動車関連や督促・テクサポ・盗難紛失・夜間コールセンター等は男性が多めの所もありますが、どちらかと言えば少なめです。
上司にあたるSVやリーダー・マネジャークラスも女性であることが多いので、女性社会が苦手な人はコールセンターに馴染めない可能性もあります。
コールセンターでは、入社前に座学で学んだりトークスクリプトを練習したりします。
ですがオペレーターも人間なので、同じ内容で学習しても本番の案内時には”オペレーターの個性”が出ます。
例えば基本となるスクリプトがあっても興奮すると自己流の言葉で話してしまう人もいますし、自分個人の考えを主張してしまって会社オペレーターとしての立場を忘れてしまう人も中にはいます。
このような人はクレームを発生させてしまったり、修正の効かないようなトラブルに発展する可能性もあるので、コールセンターは不向きな場合もあります。
コールセンターによっては、オペレーターの仕事状況を管理しています。
お客様との通話時間や後処理の時間はもちろん、昼休憩の時間やトイレに行く時間さえも管理されている場合もあります。
そのため上からの監視の眼や、時間拘束が嫌いな人はコールセンターに馴染めないかもしれません。
コールセンターではきちんとした研修もありますし、分からない事があればSVなどの上司に質問することも出来ます。
ですがそれでも万全という事はなく、上司が他の電話に出ている時もありますし、お客様の話を聞いた上で自分で状況を判断してそこから適切な回答を導き出さなければならない時もあります。
そのためオペレーター個人として臨機応変な対応ができる事が理想であり、柔軟な対応ができない人はコールセンターが不向きな可能性もあります。
コールセンターの派遣は未経験者でもできる?
派遣のコールセンターでは未経験者でも活躍できる場がたくさんあります。
まずコールセンターにおいては、特別な資格やスキルを最初から求められる事はほとんどありません。
過去に異業種だった人なども数多く働いています。
また先ほども挙げたように座学やロープレ・OJTといったような研修制度も充実しているので、1つずつ理解しながらステップアップしていく事が可能です。
コールセンターの仕事を経験する事により、対話スキルや正しい言葉遣いが身に付くようにもなります。
将来において事務職や接客業に就いた場合でも、コールセンターの経験は自分の立派なスキルとして活かせる事でしょう。
またコールセンターはコミュニケーションが好きな人が向いていると言われる事もありますが、逆に口下手な人が向いていないかと言えばそうでもありません。
確かに営業の現場などではコミュニケーションに長けた人が成績が良いといった場合もありますが、会社には応対マニュアル等もありますし、業務に必要なコミュニケーション力は仕事の中で身に付いていくものなので、口下手な人も心配する必要はありません。
むしろコールセンター業務を通して喋る仕事が得意になったという人もいるので、未経験者や会話が苦手な方も積極的にチャレンジしていきたいですね。
コールセンターに強いおすすめの派遣会社まとめ
コールセンターに強いおすすめの派遣会社について幾つか挙げてみました。
派遣社員の中でも代表的とも言えるコールセンター。
未経験OKのコールセンターも多く特別なスキルも不要なことが多いため、これから派遣社員として初めて働く方にもコールセンターは良いと思います。
ですが派遣のコールセンターは決してラクな仕事とは言えず、その職場に応じて人間関係の難しさや臨機応変に対応できる力など、個々の力が試されやすい仕事でもあります。
電話の応対マナーを始め、コミュニケーション力や事務処理スピードなどのスキルアップが期待できるお仕事でもありますので、興味がある方は検討してみるのも良いかもしれませんね。
今回はコールセンターに強いおすすめの派遣会社についてご紹介しました。