コールセンターに強い派遣会社は?
今回はコールセンターの求人に強いお勧めの派遣会社について挙げてみたいと思います。
派遣職種の定番と言っても良いほど、豊富な求人があるコールセンター。
商品の問い合わせ対応や営業要素のある発信業務・クレーム対応など、コールセンターとは言ってもその仕事内容は様々です。
また派遣会社によってもコールセンター求人を豊富に扱っている会社とそうでない会社があります。
目次
コールセンターに強い派遣会社
それではコールセンター求人に強い派遣会社を幾つか挙げてみます。
セントメディア
- コールセンター求人数:約4200件(2018年8月時点)
- セントメディアはコールセンターなど、多くの職種があります。
- コールセンター・接客術・携帯の機種やプラン・エンジニア向け研修など、業界に特化した研修が用意されています。
- セントメディアは厚生労働省優良派遣事業者に認定。
- リゾート施設やレジャー施設など、格安で利用できる優待施設も充実しています。
テンプスタッフ

- コールセンターを含む、豊富なオフィスワーク求人
- 大手企業や優良企業の求人が豊富
- 女性の働き方に配慮した派遣会社
- 福利厚生・キャリアアップ制度も充実
- コールセンター求人数:約1500件(2018年8月時点)
- バラエティに富んだ業界トップクラスの豊富な求人。
- コールセンター・ヘルプデスク・テクニカルサポートなど、様々な職種が充実しています。
- 長期だけでなく短期や週4日~など、あなたに合った働き方ができます。
- 業績ランキングNo1(2015年度パーソルホールディングス(株)連結、(株)オピニオン「2016年調査人材ビジネス業績ランキング)
- コールセンターやオフィスワークのお仕事を探す際には必ず登録をしておきたい派遣会社です。
公式サイト↓
ベルシステム

- 国内最大級のコールセンター求人
- コールセンター未経験者にも充実の研修制度
- 契約条件(時給)が良い
- 会社の対応の良さも〇
- ベルシステムでは全体の7割がコールセンター求人を扱っています。
- コールセンターを初めとした各種研修制度も充実。
- 時短勤務・シフト制勤務など、働き方に合わせた求人も豊富
- 事務や電話業務など、特化したお仕事をお探しの方にもお勧め。
公式サイト↓
リクルートスタッフィング

- 豊富な案件の中で、テレマ・コールセンター求人
にも注力。 - 大手で安心のリクルートグループ
- 勤務地・曜日・時間など、希望に沿った仕事探し
ができます。 - リクルートグループの求人も豊富。
- コールセンター求人数:約600件(2018年8月時点)
- 大手リクルートグループのブランド力。
- 登録方法も来社登録・オンライン登録が選べます。
- 有休・社会保険制度の他にも各種研修やキャリアアップ制度も充実しています。
- 時給の高さなど、少しでも良い契約条件でお仕事を探したい方にもお勧め。
- 実際のスタッフさんの口コミ率が高いのも〇。
公式サイト↓
マンパワー

- 約50年前に日本で初めて人材派遣を始めた会社
- 日本国内にも約120拠点の大手派遣会社
- 事務やコールセンター等のオフィスワークにも強い
- 語学系や外資系求人が多い
- コールセンター求人数:約500件(2018年8月時点)
- マンパワーは優良派遣事業者に認定されています。
- オンライントレーニングやキャリアカウンセリングが充実。
- 派遣だけでなく紹介予定派遣等の求人も多数用意されています。
- 満足度調査でも「面接者の対応」で1位を獲得。
公式サイト↓
アデコ

- 外資系企業ならではの豊富な求人や職種
- お仕事紹介までもスピーディーな対応
- 大手企業・優良企業の求人も多い
- コーディネーター・担当者の質が高い
との定評も
- コールセンター求人数:約400件(2018年8月時点)
- 教育コンテンツやスキルアップ研修が豊富
- オンライントレーニングやキャリアカウンセリングが充実
- 世界60ヶ国に拠点を持つ総合人材サービス企業
公式サイト↓
派遣のコールセンターの仕事内容は?
一言にコールセンターとは言っても幾つかの分類があります。
簡単にコールセンター職種を分けてみます。
主に技術的なサポートを要する人に向けたコールセンター業務です。
例えば商品の技術的な仕様がわからない・画面の操作方法がわからないといったように、使い方や仕様についてユーザーの不明点を解決するためにテクニカルサポートがお手伝いをします。
営業要素を含むコールセンター業務です。
インバウンドと異なり、発信(アウトバウンド)にて、こちらから一般宅や法人に電話をかけ、商品やサービスのご案内をしたり契約を取ったりします。
ノルマや歩合給が付くセンターも多いのが特徴的です。
主に市場調査やマーケティング調査を目的としたコールセンター業務です。
例えば企業の新商品のニーズを探ったり、ユーザーの意識調査を行ったりと、市場調査などを目的とした業務になります。
派遣のコールセンターの2つの役割
コールセンターの派遣仕事を選ぶ際には、インバウンドとアウトバウンドの違いを意識しておく事も必要です。
先にも少し挙げましたが、2つの違いは以下になります。
- インバウンド:お客様から電話がかかってくる。スタッフさんとしては「受け身」。
- アウトバウンド:お客様に電話をかける。スタッフさんとしては「自発的」。
このように大雑把に言えば、「どちらが電話をかけるか」によってインバウンドとアウトバウンドの違いがあります。
またインバウンドとアウトバウンドでは顧客との心理的な距離感も違います。
インバウンドの場合には、大抵の顧客はすでにその企業の商品やサービスに興味があって電話をかけてくるのに対し、アウトバウンドの場合には見ず知らずの顧客や会社に電話をかける事も多くなります。
アウトバウンドの場合には特に新規開拓営業の場合など、顧客が突然の電話に驚いたりケースによっては苦情が発生したりするケースもあります。
またインバウンドとアウトバウンド業務にはスタッフさんの性格によって向き・不向きがあり、スタッフさんの中には自発的に次々と電話をかけていくアウトバウンドが苦手という人もいれば、いつ電話がかかってくるかわからないインバウンドが苦手という人もいます。
コールセンターの仕事を始める際には自分がインバウンドとアウトバウンドのどちらに適性があるのか、自分の性格や好みに合わせて選択をする事が大切です。
コールセンターのSV・スタッフ
一般的なコールセンターの形態で言えば、SV(スーパーバイザー)という管理者がいて、その周囲に数名~数十名の一般スタッフさんが業務を行っているといった現場が多くなります。
仕事の中で分からない事や判断に迷う事があれば、SVに判断を仰いだり連携を取りながら仕事を進めていく事になります。
また仕事に慣れてくると、一般スタッフからSVに昇格したり、SVのサポート役に回るようになるスタッフさんもいます。
派遣でもSV職を募集しているケースは多くあるので、自分が管理者として仕事をしたいのか・それとも一般スタッフとして仕事をしたいのかという事を明確にした上でエントリーするようにしましょう。
派遣のコールセンターのメリット・デメリット
派遣のコールセンター職のメリット・デメリットについて挙げてみます。
コールセンターのメリット
時給が高い
アルバイト等と比較しても、コールセンターは時給が高めです。
一般的なコールセンターでも時給1100~1400円程度と、一般求人と比較しても時給は高めになります。
またアウトバウンドなど、インセンティブが付く会社であればそれ以上の給与を受ける事も可能でしょう。
座り仕事
コールセンターでは基本的に座り仕事になるので、立ち仕事のような体力的な疲労感はあまりありません。
またセンターによってはドリンクを飲みながらの業務もOKとしている所もあります。
服装自由な会社が多い
電話業務のため、顧客と直接会うようなケースは少なく、服装などドレスコードに厳しい会社は少な目です。
会社によってはネイルやピアスもOKとしているコールセンターもあります。
お洒落に敏感な人はコールセンターを検討しても良いかもしれませんね。
シフト制
時間帯によって勤務が区切られている事も多く、シフト制になっているコールセンターが多くあります。
そのため主婦の方や副業目的の方など、時間帯を選んで勤務したい人にも向いています。
黙々と作業できる
通常はPCと向き合いながら電話を受け入力をする事になるので、黙々と仕事をする事が多くなります。
忙しいセンターと暇なセンターで差が激しい事もありますが、仕事に専念したい人にも向いています。
言葉遣いを学べる
コールセンターで勤務する事により自然と言葉遣いも綺麗になります。
また応対品質など、センターによってはマナーや研修を実施する所もあるので、勉強になる事も多いでしょう。
コールセンターのデメリット
苦情やクレームが発生することも
時には苦情やクレームを受ける事もあります。
またコールセンターでは当然に顧客の顔が見えない為、言葉遣いや謝罪の仕方1つで顧客の態度や対応が急変することもあります。
相手の感情を掴んだり会話を主導するテクニックも必要とされます。
女性職場になる事が多い
現場によっては男性のコールセンター職員もいますが、主には女性スタッフの数が圧倒的に多くなります。
そのためコールセンターによっては女性同士の派閥が生まれたり険悪なムードが漂うことも。
女性職場で生き抜く術も必要なケースがあります。
派遣のコールセンターを辞めたいのはどんな時?
ここだけの話ですがコールセンターは離職率が高いセンターも多いのが特徴です。
座り仕事で時給も高めなのになぜ?と感じる人もいるかもしれませんが、職場によってはコールセンター独特の難しさがあります。
- 派閥が生まれやすい
- 営業数字が達成できない
- 顧客のイライラのはけ口になる
- 常に行動が管理されている(受発信数・会話内容・休憩時間など)
- SV上司と上手くいかない
- 人員が足りておらず、常に待ち呼ランプ点滅
- 派遣から正社員への登用は少ない
- 腰痛・眼精疲労・肩こりになる事も
この他にもコールセンターを辞めたいと思う瞬間は幾つかあるかもしれませんが、コールセンターでは様々な顧客に対応するため、用意されているマニュアルだけではとても十分に対応することは出来ず、更に上司が頼りないと自分で状況に応じて柔軟に考えて行動する力も必要になります。
もしコールセンターの事を「単に座って会話をしていればお給料がもらえる仕事」と考えている人がいたとしたら、少し考え方を修正した方が良いかもしれませんね。
コミュニケーションが苦手な人は無理?
コールセンターはコミュニケーションを取ることを好きな人が向いていると言われる事もありますが、逆に口下手な人が向いていないかと言えばそうでもありません。
確かに特に営業の現場などではコミュニケーションに長けた人が成績が良い傾向も一部ありましたが、会社には応対マニュアル等もありますし、業務に必要なコミュニケーション力は仕事の中で身に付いていくものなので、口下手な人も心配する必要はありません。
むしろコールセンター業務を通して喋る仕事が得意になったという人もいるので、積極的にチャレンジしていきたいですね。
コールセンターに強い派遣会社まとめ
コールセンターに強い派遣会社などについて幾つか挙げてみました。
派遣社員の中でも代表的とも言えるコールセンター。
未経験OKのコールセンターも多く特別なスキルも不要なことが多いため、これから派遣社員として初めて働く方にもコールセンターは良いと思います。
ですが決してラクな仕事とは言えず、その職場に応じて人間関係の難しさや臨機応変に対応できる力など、個々の力が試されやすい派遣先でもあります。
電話の応対マナーを始め、コミュニケーション力や事務処理スピードなど、スキルアップが望めるお仕事でもありますので、興味がある方は検討してみるのも良いかもしれませんね。
今回はコールセンターに強い派遣会社についてご紹介しました。