派遣の退職時に菓子折りは必要?

掌にあるお菓子

今回は退職時の菓子折りについて挙げてみたいと思います。

派遣先での契約期間を終え、最終日を迎えた日にスタッフさんによっては菓子折りを持参する人もいます。

確かに職場を辞する時には、菓子折り等を持ってお世話になった人に挨拶をするといった風潮も中にはありますが、派遣の場合にもこのようなマナーは必要なのでしょうか。

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菓子折りの意味って?

そもそも菓子折りはどのような語源があるのでしょうか。
「菓子」は分かりますが、「折り」って何?って感じもしますね。

菓子折りは元々はお菓子等を入れる「折り箱」を意味しているようです。

昔はお菓子も高級品で、たいそうに重箱に詰められて売られていたそうですが、いつしか厚経木の軽めの木箱へと変わり、その箱が「折箱」であったことから菓子折りと呼ばれるようになったという説があります。

今では菓子折りと聞くと、「きちんと包装されたお菓子」みたいなイメージもありますが、名前の由来は面白いものですね。

 

菓子折りが必要なシーン(場面)は?

コーヒーとお菓子

さてそもそも菓子折りが必要なケースにはどのようなシーンが挙げられるでしょうか。
幾つか挙げてみます。

 

転勤初日:転勤初日にこれからお世話になる職場に対して菓子折りを持参する人もいます。
ただしあまり過度なものだとご機嫌取りと取られる事もあるので菓子折りの選び方や価格には気を使いましょう。

謝罪時:相手に迷惑や損害を与えてしまった場合に、その謝罪や誠意を示す意味で菓子折りを持参するという事があります。
当然に菓子折りを持参するだけでなく謝罪の言葉や態度が大切です。

退職時:今回のテーマのように退職時に今までお世話になった意味を込めて菓子折りを持参する人もいます。
派遣社員においても同様です。特に勤続年数が数年~と長かったスタッフさんにはこのような傾向があります。

引っ越し時:これからお世話になる大家さんや不動産会社に対して菓子折りを持参する店子・借主もいます。
最近では周囲との近所付き合いも希薄になりがちで、特にマンション等の集合住宅ではあまり見られなくなった習慣ではありますが、
それでも昔から馴染みのある光景です。

顧客等への訪問時:お得意先や新規開拓営業時などに菓子折りを持参する場合もあります。
特に神経質な場合には、先方の味の好みなどをリサーチした上で菓子折りを選択するケースもあります。
名刺交換・ご挨拶→菓子折りの順序が多いでしょう。

差し入れ:普段からお世話になっている得意先や、自社の同僚・先輩などに対して菓子折り(差し入れ)を提供する事があります。

季節のご挨拶:季節のご挨拶時など、目上の方や普段お世話になっている人に対して菓子折りを贈る事があります。
贈り物として菓子折りが用いられます。

両親への挨拶:結婚が決まったら両家の両親にご挨拶に行くのが普通です。
「挨拶のために時間を設けて頂いたお礼」として菓子折りを渡します。
挨拶時には当然に言葉や身だしなみも大切です。

お祝い事:誕生日・出産・入学・入園・長寿・結婚記念日など、人生には多くの節目があります。
その節目時に菓子折りが贈り物として贈られるケースが多くあります。

お返し:お祝いなどで何かをもらった時に、そのお返しとして菓子折りを贈る事もあります。
お返しは「内祝い」という言葉でも使われる事があるようです。
お返しの時も菓子折りの金額やタイミングを考えてお返しをするようにしましょう。

 

派遣先にはどんな菓子折りが良い?

プレゼント

派遣先に退職時に持参するとしたらどのような菓子折りが良いのでしょうか。

まず考えられるのは個別包装されたお菓子が良いかと思います。
詰め合わせ等を持参する人も多いですね。

部署内で簡単に配る事もできますし、手軽に食べやすいのも利点です。
これがもしケーキなど切り分けが必要なものであれば、手間もかかりますし等分も面倒な作業になります。

また出来るだけ日持ちするお菓子を選択した方が良いでしょう。

特に派遣スタッフの場合には週5フルタイムの人ばかりではなく、週3勤務や時短勤務のスタッフさんも多くいます。
毎日出勤しているスタッフさんばかりではありません。

そのようなスタッフさん達にも均等に配れるように、ある程度日持ちするお菓子を選択するようにしたいですね。

 

逆に選んではいけないお菓子は食べにくいお菓子匂いがきついお菓子は職場ではNGです。

またおせんべいなど、音が周囲に迷惑をかけるお菓子も控えておいた方が良いでしょう。

あくまで職場なので最低限のマナーは意識しておきたい所です。

 

お菓子からのクレーム

げんこつの写真

以前お菓子が原因で顧客からクレームが発生した事がありました。

コールセンターでしたが、スタッフさんが飴をなめていたのです。

センターによっては確かに喉飴くらいであれば許可されている所は多くあります。
ですが顧客からすれば自分が話している最中に飴をなめているオペレーターに腹が立ったのでしょう。

ご存知の方も多いかと思いますが、コールセンターで頭に付けるヘッドセットのマイクはかなりの音を拾います
飴やガムを食べる音はもちろん、周囲のスタッフの声も拾ってしまいます。

スタッフさんからすれば、コールセンターは喋る仕事なので「喉」は大切です。
そのため喉飴くらいは勘弁して欲しいと考える人も多いかと思いますが、出来れば飴は休憩中に舐めたり、ドリンクで代用する・加湿器を置く・マスクをする等して、苦情が起きないように努めたいですね。

また喉飴はまだ良いとしても、いつの間にかそれがガムやチョコレートに入れ替わっている人もいます。

さすがにお菓子全般が許可されているセンターはほぼ無いでしょう。

業務中にスタッフ同士でお菓子の交換会が始まってしまうような職場はNGです。
くれぐれも業務に集中するようにしましょう。

 

派遣の菓子折り持参は少なめ?

このように様々なシーンで用いられる菓子折りではありますが、派遣の退職時にも菓子折りは必要なのでしょうか。

あくまで今まで私が見てきた中だけの話になりますが、派遣スタッフさんが退職時に菓子折りを持参するケースはどちらかと言えば少な目です。
退職時に派遣先社員に挨拶をして退社する人は多くいますが、それでも菓子折りまで持参して挨拶に来る人は比較的少数と考えて良いでしょう。

 

考えてみればさほど高くない給料の中から2000~3000円の菓子折り費用を捻出するのって結構負担が大きいものです。
まして退職した後の次の仕事が決まってもいない状態であれば、出費はできるだけ抑えたい所。
もちろん派遣会社から別途菓子折り代が支給される訳でもありません。

また派遣先には代表者や直属の上司だけでなく派遣先の社員もいますし、その周囲には多くの派遣スタッフもいます。
ある程度全員にお菓子を行き渡らせるとすればその分の数も必要になります。

例えば30人の部署であれば菓子折りの金額も5000円以上のものが必要になる事も多いでしょう。
また自分が配属していた部署だけならまだしも他部署まで…など色々と考えると色々と考え込んでしまいそうですね。

 

ただ客観的に見ると、派遣スタッフさんが菓子折りまで持参してきた派遣先会社というのは、就業中によほど良い社員さんが多かったのかなという印象や、居心地の良い職場だったのかなというイメージを持ちます。
本当にスタッフさんが派遣先に対して「お世話になった」という気持ちがなければ、基本的に菓子折りまでは持参しないものです。

もしくはスタッフさんによっては退職時の印象を出来るだけ悪くしないために菓子折りを用意したり、今回退職をしたとしても定期的に案件が発生しやすい派遣先の場合には、次回以降も同じ仕事が廻ってくる可能性もあるので、その時のためのアピールとして菓子折りを用意するという人も少数ながらいるかと思います。

菓子折りの使い方も様々ですね。

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菓子折りは感謝の気持ち

ハートのお菓子

結局派遣スタッフの退職時に菓子折りが必要なのかどうかという点については、「個人の気持ち次第」という事になるかと思います。

そのスタッフさんがどうしたいのかという気持ち次第なので、個人の考え方によっては菓子折りを用意しても良いかと思いますし、逆に挨拶だけで済ますというのも特にマナー違反とは思えません。

または菓子折りを用意できなくても、直接相手の顔を見て感謝の言葉を伝えればその気持ちは十分に伝わりますし、きちんとした挨拶のメールを送るだけでもその気持ちは伝わります。

今までお世話になったという気持ちが相手に伝わる事が大切なので、その手段自体はさほど重要ではないような気もします。

菓子折りだけが最善ではありません。

自分なりの”感謝の気持ち”を示したいものですね。

 

短期・3か月の派遣でも菓子折りは必要?

主に3か月程度以内の短期の派遣社員として就業している方も多くいると思います。

このような短期のお仕事でも菓子折りを持っていくべきかどうか、迷ってしまう人もいるのかもしれません。

あくまで菓子折りは気持ちの問題なので、長期・短期など契約期間によって決めるものでもありません。

そのため短期であったとしても、自分が職場に「お世話になった」という気持ちが強いのであれば、菓子折りを持参しても良いかと思います。

 

ですが短期の場合には、派遣先の職場側も「人手が足りない時のスポット的なお手伝い」という事を認識して派遣をお願いしていると思います。

また短期間なだけに、派遣先の社員さんとの人間関係ができる前に契約期間が終了してしまった、というケースも多い事でしょう。

長期と比較すると短期の場合には時給等が低めの案件もある事から、収入等の余裕を考えても無理をしてまで菓子折りを準備する必要はないと個人的には思います。

 

そのため最終日に職場の方々にしっかりとお礼の挨拶をしておけば十分なのではないでしょうか。

中には毎回短期のお仕事を繰り返して生計している人もいますが、そのような方々が毎回退職をする度に菓子折りを用意しているという話はあまり聞きません。

菓子折りの有無は個人の考え方にもよりますが、短期の場合でも退職時にはしっかりとお礼を言って退職をしたいですね。

 

派遣で菓子折りを渡すのは初日?最終日?

もし派遣社員が菓子折りを持っていく場合、菓子折りを渡すのは勤務初日が良いのでしょうか。それとも最終日が良いのでしょうか。

菓子折りを渡す人の中で言えば、やはり勤務最終日に渡す人の方が多いです。

派遣社員で初日に菓子折りを持参する方は少なく、またさすがに初日と最終日どちらも菓子折りを持参するスタッフさんは相当珍しいケースです。

 

そのためもし菓子折りを持っていくとしたらやはり「退職時」が良いかと思います。

入社時に菓子折りを持っていく事はマナー違反ではありませんが、派遣社員の場合には派遣先の社員になる訳ではないので、相手側の受け取り方によっては「大げさ」「ご機嫌取り」のように捉われてしまう可能性もゼロとは言えません。

まして派遣先責任者特定の上司にだけ菓子折りを持っていったとすれば、なおさらご機嫌取りのように見えてしまう事もあるかもしれません。

もし初日に菓子折りを持っていくとすれば、同時に入社するスタッフさんみんなで菓子折りを用意したり、社内のみんなに食べてもらえるような個別包装のお菓子を用意するのが良いでしょう。

 

派遣の契約終了時には菓子折りは必要?

それでは特別な事情で派遣先を辞める時には菓子折りは必要なのでしょうか。

残念ながら契約を終了させられてしまったり、更新がなされないケース等、いわゆる派遣切りのようにお仕事を継続できなくなってしまったケースです。

 

通常このような契約終了時においては、菓子折りを持参しないスタッフさんが多いかと思います。

中には契約終了の理由に納得がいかないというスタッフさんもいるでしょうし、自己都合で辞める訳ではないので菓子折りは不要と考える人もいるからです。

また突然の契約終了となると、出費がかさむ事は少しでも控えたいという気持ちから菓子折りを持っていかないという方もいるでしょう。

 

ですが中には逆に、契約終了時こそ菓子折りを持っていくという方もいるかと思います。

「飛ぶ鳥跡を濁さず」ではありませんが、例えばトラブルが原因で契約終了となってしまった時など、最後くらいはきっちりとしておきたいという気持ちにかられる人もいるからです。

 

そのため契約終了時に菓子折りを持っていくかどうかは難しい所ですが、やはりこのケースでも結局は「気持ちの問題」という事に落ち着きます。

今までの会社への気持ちをあらためて思い出し、自分なりの感謝の気持ちを示したいですね。

 

あらかじめ用意する

退職をする最終日というのは会社に対して色々な想いが交錯します。

人によっては最終日に最高のパフォーマンスを出して退職をしたいと考える人もいるでしょうし、職場の人と少しでも多くのコミュニケーションを取って現場を去りたいという人もいるでしょう。

 

とかく最終日というのは”バタバタしがち“です。

仕事にも力を入れなければなりませんし、最終日として会社にも跡を濁さないように努めなければなりません。

そのような状況下では退職の挨拶など考えている暇はないのが普通です。

そのため挨拶やメール等はあらかじめ考えておくようにしましょう。
当日になって挨拶文を考えたのでは、本当に伝えたかった事が伝わらない可能性もあります。

 

また伝え方はどうするのかという事もあらかじめ考えておきましょう。

例えば直属の上司には直接挨拶をしに行く派遣先社員さんにはメールで挨拶文を送る仲の良い同僚にはLINEなどのSNSで…といったように、どのような手段で気持ちや言葉を伝えるのか、ある程度考えておいた方がスムーズに事が運びます。

退職時にはバタバタとしがちなので、事前にしっかりとやるべき事を練っておきたいですね。

 

派遣社員の菓子折りまとめ

派遣社員の退職時の菓子折りについて挙げてみました。

菓子折りを用意するかどうかと言うのは難しい所ですが、先にも書いたように感謝の気持ちが伝わる事が大切です。

特に今まで長く会社にお世話になった方の中には、会社に対してのお礼の気持ちが強い人も多いかと思います。

菓子折りに関わらず、どのようにしたら会社に対して感謝の気持ちが十分に伝わるかを考えて行動したいですね。

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