派遣でピアスは付けられる?
今回は派遣のピアスについて挙げてみたいと思います。
アクセサリーの1つでもあるピアス。
ピアスはアクセとしてプライベートで付ける機会は多いものの、人によっては職場でもピアスを付けたいという人もいるかと思います。
もしくは仕事の際にはシンプルなピアスを付け替えるようにしている人や、透明の穴止めを付けている人もいるでしょう。
または仕事時とプライベートで付けるピアスの数を変えているという人もいるかもしれません。
派遣先でピアスを付ける事はNGなのでしょうか。
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目次
ピアスに言及している会社は少ない
職場でピアスと言うとあまり良いイメージを持たない人も多いかと思いますが、実際にはっきりと「ピアスの使用を禁止」としている会社というのは意外に少ないものです。
例えば就業規則や社内ルール・服務規律などで、ピアスを含めたアクセサリーや服装までを制限していたり、厳密にルール化している会社は少ないのが現状です。
もしくは茶髪・金髪・ヒゲなどは制限がかかる事も多いものですが、アクセサリー関連は意外にルール化まではされていない職場が多いかと思います。
どちらかと言えば社会人としての常識や、従業員自身の判断・自粛に任されているといった所でしょう。
逆にピアス装着がよく禁止されている職場としては、製造業や食品・医療関係・役所や金融機関等の窓口業務・教育関連などが挙げられます。
このように実際にはっきりとピアスNGとしている職場は少ないものの、ルール化されていないからと言って自由に装着して良いという訳でもなく、やはり職場においてはアクセサリーの装着を控えめにするといった意見が多いようです。
ピアスがNGの理由は?
職場によってはピアス装着をNGとしている会社もあります。
それではピアスが禁止となっている理由にはどのようなものがあるでしょうか。
まずピアスの場合には「落下」の可能性がある事が挙げられます。
例えば事務職等で自分のピアスをどこかで落としてしまった場合には、それが大問題になる可能性は低いものですが、これが製造等の現場であったら大変です。
製造ラインで商品の中にピアスやそのキャッチ部分が外れて混入してしまう可能性もあります。
それを開封した顧客がケガをする可能性も無いとは言えません。
またそれが食品製造であればなおさらです。
食品の中にピアスやその部品が混入していたとなれば大問題となるケースもあります。
もちろん製造現場でアクセサリーOKとしている派遣先は見た事はありませんが、特に製造等の現場では多くの場合、ピアスはNGとなっています。
またピアスには衛生上の問題が絡む事があります。
例えばピアスを付ける事で皮膚がかぶれてしまったり炎症を起こしてしまったという経験がある人もいるかと思います。
また血液関係の病気(梅毒やエイズ感染など)が起きる可能性もあります。
それが職場において何らかの感染源とならないとも限りません。
特に若い方の中には自分でピアスを開けようとする人も多いものですが、病院で行わず自分で穴を開けようとすると皮膚等にトラブルが起きるケースもあります。医療行為ですので自分で行わず病院で受けるようにしましょう。
また単純に見た目の問題もあります。
例えば職場によってはシンプルなピアスであれば付けている人もよく見かけますが、複数のピアスを付けていたり耳たぶ以外の部分(顔など)にもピアスを付けている・ドレスコードを崩してしまうような目立ちすぎるピアスを付けている等、社会人としての品位を感じさせないピアスを付けている場合には注意を受ける可能性もあります。
また接客業などの場合には、そのような従業員のピアスの装着を許可している会社自体に疑問を抱く顧客もいるかもしれません。
ピアスの品質やデザイン・洋服を含めたコーディネートにもよるかと思いますが、あまりにも奇抜なデザインや派手なものは控えるようにしましょう。
女性はシンプル・男性はNG
ピアスを付ける場合には男性と女性の間でもかなりの隔たりがあります。
少し極端に言ってしまえば多くの職場では、女性はシンプルなピアスであれば許容範囲・男性はどんなピアスでもNGです。
ピアスを含め、アクセサリーや装飾品というのは女性は普段から身に付けるものとして認識されています。
ピアスやネックレス・リングなど、職場を含め多くのシーンで装着している姿を見かける事も多いものです。
ですがこれが男性となると一気に評価は下がります。
男性が職場でピアスを付けていると、かなり目立ちます。
またとても言葉が悪いようですが、一言で言えば少しバカっぽく見えてしまうのです。
更にこれがスーツ着用の派遣先の場合には、その外見のアンバランスさは奇妙な印象さえあります。
また面接などで男性がピアスを付けていると、どんなに良い事を言っていても額面通りにその言葉を受け取れない場合もあります。
男性の場合は特に、職場で外見や見た目を気にし過ぎていると、仕事に身が入っていないと誤解を受けてしまう可能性もあるかもしれません。
男性と女性で扱いが異なるのは差別ではないかと言われてしまうかもしれませんが、実際に男女間ではそのような隔たりがあります。
禁止ルールがある会社や特殊な職業等を除き、女性はどうしても付けるのであれば揺れないピアスやシンプルなピアスを、男性はピアスは控えるようにしましょう。
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ピアスからのジェネレーションギャップ
ピアスについての考え方には年代の差からギャップが生じている事もあります。
例えば派遣先や職場の上司は自分よりも年上の年配者である事の方が多いでしょう。
もちろん中には理解のある上司も沢山いますが、多くの年配者にとっては若者が鼻やヘソにピアスを付けてみたり、爪にお絵かきをする感覚自体が理解不能なのだと思います。それこそ若者のタトゥー等を見て、その筋の人と勘違いする年配者も中にはいるかもしれません。
上司によっては複数のピアスを付ける=水商売の女性といった感覚を持つ人も中にはいるでしょう。
なんとか頑張ってそのギャップを埋めようと理解をしてもらおうとしても、多くの場合はその溝は埋まらないケースが多いように思います。
年配者の方々も過去の長い年月・経験を通して今の人格が形成されている訳ですから、急にその発想や考え方を変えるというのも中々難しい話です。
周囲に年配者が多い派遣先では特に、ピアス等のアクセサリー装着には気を配るようにしましょう。
「若い子はこれだからねぇ…」と言われないようにしたいですね。
ピアス穴を目立たなくするには
ピアスの穴を開けている時など、どうしてもそのまま開けておきたいという人もいるかもしれません。
特にファーストピアスの時などはある程度の期間はそのまま開けておかないとピアスホールが定着しません。
それでは出来るだけ目立たなくさせるにはどのような方法があるでしょうか。
①髪型で隠す
まず一番無難でカンタンなのが髪型で隠す事です。
ショートやボブの人なども耳を隠すようにしてスタイリングすればほぼ見えなくなるかと思います。
逆にロングの人など、仕事時に髪を結う人は厳しいかもしれません。
②透明ピアスを付ける
お仕事の時だけ透明ピアスを付けているという人は多くいます。
必ずしも隠せるとは言えませんが通常のピアスよりは目立ちません。
百均などでも売っているので入手もしやすいかと思います。
ですが衛生面にはくれぐれも注意しましょう。
③絆創膏を貼る
意外とバレにくいのがこの方法です。
絆創膏は目立つと思われがちですが、肌色タイプの小さめな絆創膏なら目立ちにくいかと思います。
ピアスに薄手のガーゼ等を貼ってその上から絆創膏を小さめにカットして使用すれば割と馴染みます。
絆創膏以外にも医療用テープや粘着テープ等でも代用できそうですね。
上記のようにピアスを目立たなくさせる方法には幾つかありますが、ホールの状態を定期的に確認したりケアを施す等、
くれぐれも衛生面には注意するようにしましょう。
溶け込んでしまう職業ならアリ
どうしてもピアスを付けていきたいというのであれば環境を変えてみるという方法もあります。
当たり前かもしれませんが、ピアスを付けていても違和感を感じないような職場や派遣先に行ってみるという事です。
例えば音楽関係や美容関連・アクセサリーショップやアパレル店員・デザイナー職・モデル・テレアポ・エンターテイメント系の職など、ピアスを付けていても不自然ではない職場は多くあります。
逆に公的機関や金融系など、お堅いイメージの職種では派遣先でもピアスにNGが出る可能性があります。
またはそこまでしなくても現在ではピアスやネイル・つけまつ毛等をOKとしている職場もポツポツと出てきていますし、求人広告等でもそれらの項目に絞って検索する事も出来るかと思いますので、探してみると意外に多くあります。
また面接時や入社時など初めのうちはピアスを装着せずに、仕事に慣れて周囲の様子も見ながら徐々に装着を検討していくのもありなのかもしれませんね。
営業が強いロッカー
以前テレアポの職場にバンドマンの男性がいました。
その子はまさに格好もバンドマンで髪型が金髪&ツンツンしていて格好も派手・ピアスも複数付けており、腕輪?みたいなのもジャラジャラ付けていました。
その職場は顧客や取引先の出入りは皆無で、アポインターはラフな私服でもOKな職場です。
そのバンドマンの子は格好は派手でとてもビジネスマンの見た目とは程遠いものでしたが、彼は営業がメチャクチャ強いものでした。
電話の会話内容をモニタリングした事もありましたが、それこそ声はボソボソとした感じで大きくはありませんが、本人が喋っているとは思えないような
流暢なトークで、そのブースの中でも多くの契約を取っていました。
営業の現場等では見た目よりも数字で評価されるケースが多いので、会社によっては契約さえ取っていれば彼のような自由な格好をしていても何も言わない所もあります。
男性でどうしてもピアスが付けたいのであれば、成果重視の会社を検討してみるのも良いかもしれませんね。
ちなみに以前、彼のゴムの腕輪が欲しくなったので「1つちょうだい」と言った事がありましたが、断られました。泣
派遣のピアス装着について挙げてみました。
派遣先においては職場の状況が見えないために、どこからどこまでが許容範囲なのかが分かりにくい場合もあるかと思います。
アクセサリーも含め、不明な点があれば普段から派遣先に出入りをしている派遣担当者などに事前に確認しておくようにしたいですね。
本格的に暑くなってきましたので体調を崩されないように気を付けましょうね。
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