派遣でVDT作業休憩は取れる?

派遣でVDT作業休憩は取れる?

今回はVDT作業休憩について挙げてみたいと思います。

今や私達の仕事の中ではPCの存在は不可欠になってきました。

純粋な肉体労働以外、おそらく多くの現場でPCが利用されているかと

思います。とても便利なPC機器ですが、長時間利用する等、その使い方

によっては稀に身体の不調を引き起こす可能性もあり、職場としても

出来る限り配慮が必要になっています。

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様々な現場で利用されるPC

さて言うまでもなく、多くの派遣先職場ではPCを利用して仕事を行って

います。事務等のオフィスワーク等ではもちろん、小売店やサービス業・

工場や倉庫などPCとは直接的な関わりがないような業態でもPCを利用して

いますし、派遣の職種別で見ても事務・経理・総務・データ入力・コールセンター・

ヘルプデスク・文書照合・プログラマー・WEBデザイナー・PCインストラクター・

CADオペ、、、etcといったように限りなく多くの職種でPCが使われています。

特にプログラマ・エンジニアといったPC関連の専門職の場合には派遣職でも

長時間労働となるケースが多く、中には半日以上PCを使用している人も少なく

ありません。特に長い間PCを利用している人の中にはドライアイや眼精疲労・

腱鞘炎・肩こりや腰痛・だるさ・精神的なうつ症状など、知らぬ間に何かしらの

症状が現れている人もいるのではないでしょうか。

VDT作業休憩とは?

VDT作業休憩というワードにあまり聞き慣れない言葉という人もいるかと

思います。まずVDT作業とはパソコン等の画面を見ながら行う作業のこと

を指しています。VDTとは(Visual Display Terminal=視覚表示端末装置)

の略だそうです。中には派遣契約書の中でこのワードを見た事がある人も

いるかもしれません。要するに長時間においてPC画面等を見ながら作業をして

いると何かしらの身体の不調を引き起こす可能性があるので、適度に休憩を挟み

ながら仕事をさせ、労働者の健康管理に配慮しましょうといった趣旨の休憩に

なります。厚労省もこのVDT作業においてはガイドラインを設けていて、

作業の種類ごとの作業時間や環境管理・健康管理や配慮事項等について定めて

います。特にVDT作業を行う労働者に配慮し、作業時間と休憩時間においては

次のように定めています。

①連続して行う作業時間は1回につき1時間を超えない

②連続作業と連続作業の間には10~15分の休止時間を設ける

③1回の連続作業時間内においても1~2回の小休止を設ける

基本的には連続作業を1回あたり1時間以内に留め、またその間には

10~15分間の休止時間を設け、また連続作業時間内には1~2回の小休止を

するようにするといった内容になります。

1時間程度PC作業(1~2回小休止含む)→10~15分休止→また1時間程度PC

作業(1~2回小休止含む)の繰り返しといったイメージでしょうか。

普段PC画面の前に10時間以上いる私にとっても耳が痛い話ではあります(泣)。

このガイドライン通りに小休止を繰り返し挟んでいる派遣先はどれくらい

あるでしょうか。これに近い休止時間を適宜取っている会社は幾つか見た事が

ありますが、やはりまだ少数のように思います。また仕事内容によっては途中で

小休止を挟む事でかえって進捗が非効率になる職種もあると思うので現実的には

全ての会社においてはなかなか実現も難しいのかもしれません。またこの休憩に

法的な拘束力がない事や強制ではないという点も普及しにくい理由の1つかも

しれませんね。ですがPC作業をする上では本当に体調管理は大切になりますので、

自分でも作業時間と休憩のペース配分を考えて作業をしたい所です。

VDT作業休憩は勤務時間に含まれる

さてこのVDT休憩ですが、この時間は純粋な休憩時間なのか・それとも勤務時間

に含まれるのか、どちらなのでしょうか。実際にはこのVDT休憩は労基法34条に

よる所の休憩時間ではなく、勤務時間に含まれているとして考えられています。

休憩時間は一般的に勤務時間が6時間超8時間以内の場合には少なくとも45分・

8時間超の場合には少なくとも1時間と決まっていますが、VDT休憩はこれらの

ような法律で決まった休憩とは別モノという事になります。労働時間の一部として

考えられますのでVDT休憩中も賃金が発生します。このあたりも企業が積極的に

VDT休憩を入れられない原因の1つなのかもしれませんね。例えばその派遣先の

時給が1000円で8時間勤務だったとして1時間に1回15分の休止を行えば、

スタッフ1人につき1日に120分の休止が発生する事になりますので、

時給換算すると2000円程度のマイナスが出る事になります。どこまでの休憩

を取らせるかは各企業に委ねられていますが、貴重な休止・休憩時間は有効に

使いたい所です。

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小休止にもプチ格差?

さて派遣先によってはVDT休憩もしくはそれに準ずる休憩時間が与えられている

職場も少なからずあるかと思います。1~2時間作業をしたら10~15分程度の

休憩を挟むといった割と良心的とも思える企業です。ですが職場によっては

このような小休止時間にも正社員と派遣のちょっとした格差が現れているケース

があります。例えば小休止中は外出禁止・小休止で室内を出るのはトイレのみ・

小休止でのタバコは禁止・休憩室利用NGといったような形です。スタッフさんの

中にはこれらのような状況に納得ができないという人もいるのかもしれません。

ですがやはりそもそもVDT休憩は自由時間の性質を持つ昼休みなどの休憩時間とは

少し異なりますので、席に座って身体を休めたり、精神を一度ゆっくりと落ち着ける・

眼を閉じたり景色を見て眼を休めるといった事に活用するのが良いのかもしれませんね。

もちろんVDTとは異なり正式な休憩時間が会社から与えられている場合には、

自由な時間として有効に使いたいものです。また派遣会社から渡された契約書等

にはVDT休憩の記載があるのに、派遣先でその小休止時間を与えてもらえない

場合には、一度担当者に相談してみる機会があっても良いかと思います。

PC疲れの簡単な対策

PC作業はとても神経や集中力を使います。そのため普段から出来る事は

昼休みやVDT休憩時間等を利用して身体に配慮をしてあげる事が大切です。

以下に簡単なもので対策を挙げてみます。

ブルーライト眼鏡

近年ではよく聞く言葉になりましたが、ブルーライトは

PCやスマホの液晶画面から大量に放出されています。効果の程は個人差がある

ようですが市販にはブルーライト眼鏡等も出ていますので、気になる人は装着

してみるのも良いかもしれません。

目薬

これは普段から愛用している人が多いかと思いますが、やはり疲れ目には

目薬も効果的です。ドライアイやPC疲れ目といったように様々な種類の目薬が

出ているようですので自分に合ったものを選びましょう。

PC画面設定の見直し

ブルーライト=メガネや液晶フィルムの装着を思い浮かべる人も多いようですが、

そもそものPC自体のモニタの明るさを変えているといった人も多くいます。

モニタの色調整機能を利用してブルーライトをカットするといった方法です。

私もやっていますが確かに以前よりは疲れが多少は軽減した気がします。

身体を動かす・ストレッチ

小休止や休憩時間等を利用して出来るだけ体を動かすようにしましょう。

首を回転させたり肩を動かすといったように日頃から運動をする癖を付けておく

事で肩のコリや張りが変わってきます。特にPC作業では目を集中させ決まった姿勢

で作業をする事で筋肉が収縮したり血流を悪くし兼ねません。同じ姿勢でいる事を

出来るだけ避けるためにも時間の合間に身体を動かす事を考えましょう。

また席から一度離れて簡単な体操をしてみたり、ストレッチを取り入れる等も

しておきましょう。

マッサージ・関連グッズ

同じ手を使う職業でもピアノ演奏者等は自分の手に対して神経質な程に

気を遣いますが、PC技術者などは意外と手に対してさほど気を遣わないといった

人も多いようです。ですが普段からPCやスマホ等で何度もクリックやタップを

繰り返していると、意外に手にも負担をかけている事が分かります。

特に腱鞘炎などは一度かかると治りづらいケースもあり、また年齢を重ねれば

重ねるほど回復が遅くなる事もあります。日頃から定期的に手や指を休ませて

あげたり、マッサージを施す・またタイピングも強めのタッチではなく優しい

タッチでの操作を心掛けましょう。また腱鞘炎用にサポーターの使用や

マウスにリストレスト等を使用している人もいるようです。

PC周辺の整理整頓

身体の疲れとは直接的には関係はありませんが、長時間PCの作業をする

人の中にはデスクがぐちゃぐちゃになっていたり整理整頓が付いていない人を

見かける事があります。周囲が片付いているとそれだけでも精神的にも違い

ますし、また埃や汚れが付いていると画面ディスプレイが見にくかったり

操作性が悪くなるといった事もあり、やはり身体に良い事はありません。

長くPC作業をする人ほど、普段からデスク周りは清潔にしておきたいですね。

 

VDT休憩時間は連続作業による疲労回復のための休憩時間です。

これらの小休止を取り入れている企業・そうでない企業とその状況は様々ですが、

今後の私たちの生活においてしばらくはPCやスマホが生活の基盤となっていく事

に変わりはないかと思います。便利な機能等を活用できる反面、利用者である

ユーザー側の私達がその利用頻度や制限を自分なりに考えて活用していくべきかと

思います。快適にPCを利用できる環境作りをしていきたいですね。

 

また派遣会社の中でも、事務職の取り扱い求人数には大幅な違いがあります。

派遣社員として事務やオフィスワークをやりたいのであれば、事務の求人数が多い派遣会社をお勧めします。

こちらの記事でも事務職に強い派遣会社を紹介していますので参考にしてみてください。

※ 事務・オフィスワークに強い派遣会社

PC作業は定期的に休憩を取りながら作業を行うようにしましょう。

今回は派遣のVDT作業休憩について挙げてみました。

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