有給消化中に派遣や日雇いバイトはできる?

今回は有給休暇消化中の派遣のお仕事やアルバイトについて挙げてみたいと思います。

ご存じの方も多い通り、労働者は一定の条件を満たす事によって有給が付与されます。

正社員の方などでも有給の日数が残っている場合には、有給消化中に派遣のお仕事をしたりアルバイトをしたいという人もいるはずです。

もしくは派遣社員の方でも有給消化中に次の仕事探しをしたいという人も多いのではないでしょうか。

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有給消化中に派遣のお仕事はできる?

有給を消化している時に、派遣のお仕事をしたいという人は多いかと思います。

派遣の場合には短期や単発のお仕事も多く、またアルバイト等と比較しても時給が高く、人間関係なども後腐れがないからです。

そのため空いている日に単発系の派遣のお仕事を入れる人は実際に多くいます。

 

有給消化中に派遣のお仕事ができるかどうかの回答としては、主に本業である会社の就業規則によります。

一部の会社を除き、多くの派遣会社では副業やダブルワークは禁止されていませんので、あとは本業の会社の就業規則にて副業禁止の規定や社内規則に従う事になります。

 

ただし注意しておきたいのは、現在では短期や単発の派遣は原則禁止となっている事です。

2012年派遣法改正により、派遣会社と30日以内の労働契約の仕事は例外事由にあたる方を除き、禁止となっています。

ただし以下の例外事由にあたる方は30日以内の短期派遣も可能です。

  • 雇用保険の適用を受けない学生
  • 60歳以上の方
  • 年収500万円以上の方で副業として日雇派遣に従事する方
  • 世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方

 

サラリーマンの方などが有給消化中に短期の派遣を行うとなると「年収500万円以上の方で副業として日雇派遣に従事する方」に該当するかどうかを中心に考えるケースが多いかと思います。

もし年収が500万円以上であっても、派遣会社から所得確認のために源泉徴収票や所得証明書の写し等の提出を求められる事がありますので、その際には準備が必要です。

また本業の会社を退職する前に有給を消化したい場合でも、有給消化中であれば本業の会社ではまだ社会保険資格を喪失していないと思いますので、退職日前に社会保険の加入条件を満たす派遣のお仕事に就く場合は注意が必要となります。

 

有給消化中に派遣のお仕事をするのであれば、短期や単発など自分が取り組みやすいお仕事から始めてみましょう。

関連記事:短期・単発でおすすめの派遣会社は?

 

派遣社員が有給消化中に別の派遣のお仕事をする場合は?

それでは派遣社員が有給消化中に別の派遣のお仕事をする場合はどうでしょうか。

派遣社員の場合には有給消化中に限らず、就業期間中でも副業を認めている派遣会社が多いです。

またスタッフさんの中にも本業として派遣のお仕事をしながら別の派遣の仕事をしたり、派遣の仕事と掛け持ちでアルバイトをしている人も多くいると思います。

多くの派遣会社では正社員職と比較すると副業・ダブルワークについては緩めに見ている派遣会社が多いようです。

 

しかし全ての派遣会社が副業やダブルワークをOKとしている訳ではなく、中にはNGとしている派遣会社も一部あります。

そのため就業時の契約書や就業規則・スタッフの心得などを確認し、自分の派遣会社が兼業がOKかどうかを念のため確認してみる必要があります。

また不安であれば派遣会社の担当者やコーディネーターに確認してみましょう。

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有給消化中に日雇いバイトはできる?

それでは本業の会社の有休消化中に、日雇いアルバイトをする場合はどうでしょうか。

基本的に、有給休暇中に日雇いなどのアルバイトをする事は法律的にも問題ありません。

有給消化中は労働者は自由に過ごすことができ、会社はそれを拘束・制限する事もできません。

また先ほど説明したように派遣のお仕事の場合には「30日以内の短期派遣の原則禁止」ルールがありますので例外事由に当てはまっていないと日雇い派遣のお仕事はできませんが、アルバイトの場合にはそのようなルールはありませんので自由に仕事ができます。

 

ですがそれとは別に、本業の会社の就業規則等において「二重就労」や「副業禁止」の規定があれば、それに従った方が良いでしょう。

有給消化中とは言えその会社の社員である事に変わりはありませんので、会社との信頼関係にヒビを入れてしまわないように慎重に対処する必要があります。

 

派遣社員が有給消化中に次の仕事を探すのはOK?

それでは派遣社員が有給消化中に次のお仕事を探す場合はどうでしょうか。

確かに契約期間が定められている派遣社員の場合には 、有休休暇を使用しながら転職を検討するケースが多いのかもしれません。

回答としては、例えば派遣社員が有給消化中に他の派遣会社に移って仕事をする場合には、双方の派遣会社で兼業禁止の規定などが無ければ問題になるケースは少ないように思います。

 

ですが派遣社員が有給消化中に別の会社で正社員やアルバイトとして就業するとなると、やはり転職先の就業規則等に注意する必要があります。

有給消化中でもその派遣会社に籍がある事に変わりはありませんので、もし転職先の会社が二重就労を認めていない企業である場合には、トラブルに発展する可能性もゼロとは言えません。

 

また別の問題として雇用保険の問題もあります。

雇用保険は二重に加入する事ができませんので、有給消化中に転職するとなると雇用保険の二重加入に関する問題が出てきます。

そのため有給消化中に転職をする場合には、前職の派遣会社側に「雇用保険の資格喪失手続き」を行ってもらう必要が出てくるでしょう。

転職先で働き始める日付など詳細を伝えた上で、早めに派遣会社に相談をするようにします。

 

派遣社員は有休を早めに消化する

派遣社員の方の中には、有給休暇をなかなか使用する機会が無いといったスタッフさんもいるかもしれません。

もしくは会社が忙しい職場の場合、周囲の人に気遣うあまり、有給を取得しにくいといった人もいるでしょう。

 

ですが派遣社員の場合、もし他の派遣会社の紹介で新しい仕事を始める場合には、前の派遣会社で付与されていた有給級休暇は消滅してしまうため、早めに有給を取得する必要があります。

また同じ派遣会社の紹介で新しい仕事を始める場合でも、次のお仕事をするまでの期間が空いてしまうと、有給が消滅してしまう場合がありますので注意が必要です。

 

例えば大手派遣会社の一部でも、契約のない期間が連続して1ヶ月に達した場合は、有給休暇に関する資格は消滅します。

派遣社員の有休消化スケジュールはある程度タイトめに意識しておいた方が良いのかもしれませんね。

 

有給消化中の派遣やアルバイトまとめ

派遣スタッフさんの中には派遣先が忙しくて有給が取りずらい・正社員が有給を取っていないので派遣の自分が取るのは気が引けるといった声もあります。

また厚労省の調査でも66%の労働者が有給取得にためらいを感じているそうです。

しかし有給は条件を満たした労働者に与えられる権利であり、時季変更等特別な場合を除き、会社側が妨げることが出来るものではありません。

せっかく長く勤務して取得した有給ですので、有意義に有給を使っていきたいものですね。

今回は有給消化中の派遣・アルバイトについて挙げてみました。

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