派遣社員はクレジットカードを作れる?審査や在籍確認への対応は?

今回は派遣社員のクレジットカードについて挙げてみたいと思います。

今ではすっかり一般的になったクレジットカード。

普段のお買い物でも現金払いは少なく、クレジットカードをメインで使用しているという人も多いのではないでしょうか。

確かにクレジットカードであればお札や小銭を持たなくて済みますし様々な店舗で利用できポイントが貯まるカードがあったりして便利ですね。

ですが派遣社員はクレジットカードを作る事が出来ないという話もあったりします。

実際にはどうなのでしょうか。

スポンサーリンク

7割以下が年収300万円以下?

あるデータによると派遣社員の平均年収は328万円だそうです。

しかし個人的には実態としての派遣の平均年収はもう少し低いように思います。

派遣社員の中には日雇いや単発・短期の仕事をしている人もいますし、業種・職種によっても飲食やサービス業系や時給が低く設定されている傾向があります。

また派遣社員と言っても一般派遣と特定派遣があり、特定派遣の専門的な技術者は年収が高めですが、一般派遣では年収200万円以下のスタッフも多く含まれています。

年収が低ければ一人暮らしや家庭を持っている人は、特に他社からの借り入れに依存する傾向も強くなる可能性があり、クレジットカードを始めとしたお金の借り入れを必要とするケースが多くなるように思います。

 

派遣社員はクレジットカードを作れる?

それでは派遣社員はクレジットカードを作ることが出来るのでしょうか。

答えとしては「カード会社によっては作れる」というのが正解かと思います。

単純に審査が厳しいカード会社であれば否決される事もありますし、審査が緩いカード会社であればカードが作れる可能性が高いという事です。

 

一般的にはカード会社の審査は銀行系(三菱東京・三井住友など)→信販系(オリコ・ニコスなど)→企業系(JAL・トヨタ・NTTなど)→流通系(高島屋・イオンなど)→消費者金融系(アコム・プロミスなど)の順に審査が緩くなる傾向があり、派遣社員の場合には銀行系では断られたけど流通系や消費者金融系では審査が通ったという話を聞くこともあります。

 

やはりカード会社からしてみれば毎月の返済を滞りなく返済してもらう事が基本となりますので、期間区切りで働く派遣社員よりは継続的な収入が見込める正社員の方が審査は通りやすいというのは現実的な所です。

また同じ派遣社員でもその人の条件で審査結果は異なることもあり、例えば勤務先・勤続年数・年収・居住形態・同居家族の有無・固定電話の有無などが審査に影響してきます。

今までクレジットカードを作った経験がなく、カード会社に返済歴が全くない人も否決される可能性がありますし、勤続年数が1年に満たない人も審査が通りにくいと言えるのかもしれません。

もしくは最近になって急に複数のクレジットカードを作成した人や、過去に携帯電話等の滞納歴がある人なども審査に引っかかる可能性が出てくるでしょう。

 

ですが今では派遣社員でもクレジットカードは審査に通りやすくなっているような印象があります。

もちろん申し込んでみない事には結果は分かりませんが、自分が希望しているクレジットカードがあれば申し込んでみて、もし審査が通らなければもう少し緩めのカード会社を検討してみても良いかもしれませんね。

スポンサーリンク

カード申込書に書く勤務先は派遣元?派遣先?

クレジットカードの申込書欄には勤務先の記入欄がある事が普通です。

しかし派遣社員の場合には登録をしてあるのは派遣会社だけど、実際の勤務地は派遣先という特殊な就業形態となっています。

 

この場合にどちらの勤務先を記入すれば良い?と悩んでしまう人もいるかもしれませんが、基本的にはカード申込書に記入するのは派遣元(派遣会社)になります。

例えばA派遣会社にに登録をしていて、B派遣先で就業しているのであれば、申込書の勤務先欄に記入するのはA派遣会社という事です。

 

実際に就業している以上は雇用主は派遣会社ですし、カード会社が在籍確認の連絡を入れた際、派遣先企業に連絡を入れるとその派遣スタッフの確認が取れない可能性も出てきます。

特に規模が大きく従業員数が多い派遣先企業であればその可能性は高くなるでしょう。

派遣社員の場合にはカード会社から在籍確認の連絡自体がされない事も多くありますが、それでも念のためきちんと派遣元の会社名を記入しておくべきかと思います。

 

またどうしても派遣先企業名を書きたい意向があれば、申込書の備考欄などに派遣社員である事と実際の勤務地である派遣先企業名を書いておいても良いかと思います。

また最近では申込書にあらかじめ派遣元と派遣先の両方の勤務先名を記入するフォーマットも出ていますので、その際にはもちろん派遣元と派遣先の両方の企業名を記入すれば良いでしょう。

 

派遣社員がクレジットカードを申し込む時の一部の傾向としては、特に派遣先企業が大手である場合、自分の属性を少しでも良く見せようと派遣先企業の名称を記入してしまう人がいますが、やはり実際の勤務先は派遣会社で記入をしておくべきと言えます。

 

派遣社員がクレジットカードを作る時の在籍確認は?

それでは派遣社員がクレジットカードを作る場合、金融会社からの在籍確認はどのようにして行われるのでしょうか。

先にも挙げたように勤務先には派遣会社名を記入しますので、在籍確認の連絡があるとすれば主に派遣会社に対して連絡が来ます。

 

ですが派遣社員の場合には、実際には金融会社からの在籍確認が行われないケースも多いです。

派遣会社としては登録しているスタッフの個人情報等を外部に漏らす訳にはいきませんし、また同姓同名のスタッフがいないとも限りません。

そのため多くの派遣会社ではマニュアル等があり、それを知っている金融会社側としても在籍確認の連絡をしない場合があります。

在籍確認の連絡が来たとしても派遣会社としては「個人情報にあたるので回答出来かねます」等の一律的な対応に終わる事も多いでしょう。

 

派遣の場合で連絡が来るとすれば、申し込み時に登録をした携帯電話番号等に本人確認の意味合いで連絡がくることはありますが、簡単な質問で終わりますので大きな心配をする必要はありません。

もし在籍確認を拒否されると困ってしまう場合には、在籍確認の連絡がくる事を派遣会社側にあらかじめ話しておいたり、収入証明や在籍証明でも受付可能かどうか確認してみるのも良いでしょう。

 

派遣法改正とクレジットカード

前述したように派遣社員であっても勤務年数というのはクレジットカードの作成に大きく影響しています。

派遣でも勤続年数1年未満よりは勤続2~3年あった方が審査には有利に働く可能性があると考えられます。

2015年に派遣法が改正され、その改正の中には期間制限の見直しが含まれています。

ご存じの方も多い通り、以前は自由化業務では原則1年(最長3年)・26業務では期間制限が無かったものが、法改正により業務区分がなくなり全ての業務に期間制限がかけられるようになりました。

 

巷では「今回の法改正によって部署が違えば派遣も同じ職場で3年を超えて働く事が出来るようになったのでクレカを作るにも有利に働く」といった声を聞く事もありますが、派遣社員にとって全てが良い方向につながるとは個人的には思えない部分もあります。

企業は人を変えれば派遣をいつまでも使い続ける事が出来ますが、スタッフは部署を異動するなりしなければ3年を超えてその会社にはいられません。

これだけ多くの派遣スタッフが溢れている中で派遣先が部署異動をさせてまでそのスタッフを受け入れ続けるかは未知数ですし、雇用安定措置には派遣先での直接雇用も盛り込まれていますが、人件費削減を念頭に置く派遣先企業がスタッフを正社員雇用までに踏み切るともなかなか考えにくい所です。

今回の法改正で派遣スタッフが1つの職場に長く就業できるようになったとは言い切れない所もあるように思います。

 

クレジットカードの審査に通るという理由のためだけに長く就業し続けたいと考える人は稀かと思いますが、それでも長期的に1つの職場で勤務し続けたいという意向があるのであれば、やはり正社員雇用や紹介予定派遣など、将来的・社会的にも安定した環境を求めていく事も1つの選択肢のように思います。

今回は派遣社員はクレジットカードを作れる?について挙げてみました。

スポンサーリンク



第1位【日本トップクラスの求人数】 テンプスタッフ
第2位【短期・単発求人にも強い】 ランスタッド
第3位【外資系・好待遇のお仕事なら】 マンパワー