ブラック会社体験談 派遣 PCソフト会社編

ブラック会社体験談 派遣 PCソフト会社編

T・Sさん(仮名)

派遣先は小さなソフトハウスでした。社長以下10名程度の社員(技術職)と経理担当者が一人。

派遣前の面接では、社長が将来のビジョンについて熱く語り、「この人が社長なら大丈夫だろう」と思い

就業を決めたのです。しかし就業初日でまず気付いたのは、忙し過ぎる事でした。小さな会社ですから

社長自ら営業や開発業務にまで手を出しています。

そのため、私が派遣社員として就業しても、誰に何を聞いていいのか指揮系統さえ

あやふやでした。私としても即戦力を期待されて派遣されたわけですから、分からない事は質問してでも

自分に割り振られた仕事を終わらせなければなりません。ところが誰に質問しても「自分で調べて下さい」

の返事だけ。「ではドキュメントの最新版はどのフォルダにありますか?」と聞くと「勝手にサーバーの中を

探して下さい」との事。前任者の作成したドキュメントを探すにも全て自分で調べました。調べた挙句

「その資料は古いから当てにならない。最新化しておいて」と頼まれる始末。「これは大変な所へ派遣されたぞ」

と思いました。他にも夜間作業手当が出ない事がありました。システムの入れ替えのため、夜間作業があった

のですが、通常22時以降は割増の時給が発生すべきところを、「平日に休んでいいから日中に8時間働いた

ことにして」との指示。一応、派遣会社にはそういった状況の報告はしましたが、改善されませんでした。

システム運用の仕事には、顧客が利用しているサーバーのソフト管理も含まれます。当然、セキュリティー

ソフトも最新化しておかねばなりません。通常、セキュリティ対策には更新費用が掛かります。一旦は運用を

任された会社(この場合は派遣先企業)が負担してサーバーを実際に利用している顧客に後から更新費用を

請求します。ところが、派遣先企業の社長に「顧客のサーバーの更新時期が近づいています」と言うと

「今ウチの会社にもお金がないから来月に更新して」との返事。「それでは今月中は顧客サーバーに

セキュリティーホールが開いたままになります」と危険性を指摘すると、「お金がないから仕方ない」の

一点張りです。顧客の信用(セキュリティ対策)よりお金の方が問題なのか、と正直呆れました。

夜間割増は払わない、資料管理も出来ない、セキュリティ意識も皆無のブラック企業でした。

大変な派遣先でしたね。特にスタートアップや小規模な企業だと派遣先の責任者や指揮命令者が

あやふやになっている企業は多くあるかと思います。また幾ら派遣が即戦力とは言え、仕事の割り振りや

作業方法など基本的な点はしっかり指示をしてくれないとさすがに困りますね。また22時以降の労働に対しても

時間外手当の支払いをしないという事は労基法違反ですし、それを見過ごす派遣会社にも雇用主としての責任を

問えるかと思います。私はPC関連は専門ではありませんが、小規模な企業でのこのような内情を見ていると、

いかにセキュリティやシステムが優れていても、それを操作する人的な要因の不安というのは常につきまとう

ものかとユーザーとしても不安にかられます。大変な職場でしたね。

今後の新たな職場でのご活躍をお祈りしております

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