プライバシーマークを取得した派遣会社は安心?

プライバシーマークを取得した派遣会社は安心?

 

今回は派遣会社のプライバシーマークについて挙げてみたいと思います。

昨今では個人情報の管理も厳しくなってきており、企業内でも顧客・取引先を始め従業員等の

個人的な情報も厳格に管理されるようになりました。派遣会社でも同様に個人情報については

しっかりと管理されている会社が殆どかと思います。また最近ではPC等のネットワーク上で情報管理

をする機会が増えており、個人情報保護の姿勢は増々強まってきています。このような風潮の中で

プライバシーマークを取得しているかどうかという事は、消費者等に与える意識や印象に大きな影響を

もたらします。

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プライバシーマーク制度とは

プライバシーマーク制度は、日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」

に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を認定して、その旨を

示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。

よく大手の派遣会社等でもプライバシーマークを取得している会社を見かけますが、個人情報を扱う

派遣会社にとってプライバシーマークを取得しているかどうかは大きな意味合いを持ってきます。

特に派遣会社には多くの派遣社員が属することになり、スタッフの分だけその個人情報の量も膨大に

なります。また派遣スタッフが派遣先へ派遣されれば、その派遣先の人事や顧客の個人情報も取り扱う

事になり、消費者等に個人情報の管理体制が整備されているという事を証明するためにもプライバシー

マークを取得する事は意味のある事になるでしょう。

会社がプライバシーマークを取得・更新する費用は?

しかし派遣会社の全社が共通してプライバシーマークをしている訳ではありません。

大手派遣会社を始め最近では積極的にプライバシーマークを取得する企業も増えてきましたが

それでも取得に躊躇の姿勢を示す企業もあるようです。その理由の1つとしてやはりプライバシーマーク

取得時の費用コストが挙げられています。プライバシーマークを認定取得する為には、申請料金・審査料金・

マーク使用料などのお金が発生し、マークを取得する派遣会社が負担しなければなりません。またこの費用も

企業の業種や規模によって大・中・小に分けられ、例えば小の企業でも新規・更新時に30万円前後・

大に該当する企業であれば新規申込時に120万円程度のお金がかかりますし、更新時にも90万円前後の

お金が発生すると言われています。

また派遣会社においては従業者数に含めるべき人員の定義も細かく規定されているため、確認を求められます。

大手ならともかく中小零細の派遣会社においては決して安価な取得コストとは言えず、取得の効果を理解

していながらもコストの高さがネックとなり、Pマーク取得に躊躇する派遣会社も多いようです。

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プライバシーマークを取得した派遣会社は安心?

さてそれではプライバシーマークを取得した派遣会社は本当に安心と言えるのでしょうか。

例えばこれから派遣会社に登録している方々が心配する事としては、自分の個人情報がしっかりと管理

されるのだろうかと考えるスタッフさんも多いかと思います。中にはスタッフに無断で派遣先にスタッフの

履歴書コピーや個人情報を送信してしまった派遣会社もあったと聞きますので、スタッフの方々が心配

される気持ちも理解できます。しかしPマークを取得しているような派遣会社であれば、まず派遣先に

スタッフの特定される情報を流すといった行為はほとんど無いと考えて良いでしょう。法律上で許容される

範囲内のフォーマットによる紹介用のスキルシートくらいは派遣先に渡しますが、それでも個人が特定

できないように詳細情報を伏せた内容のものとなっている事が普通です。またPマークを取得していない

派遣会社であってもあからさまに個人の特定情報を派遣先に流す会社は少なくなってきていると言えます。

しかし逆に言えばPマークを取得している企業であっても100%はあり得ないという事は留意しておく

必要があります。例えば数年前で言えば、大手通信教育系の企業の派遣社員が、その業務の中で知り得た

情報を不正に転売していたことが発覚し、個人情報の流出対象となった顧客に対して金券を配るといった

対処をした事がテレビのニュース等で記憶に新しい人も多いかと思います。その事件をきっかけにその会社は

一度Pマークをはく奪されています。どのような大手企業でPマークを取得していたとしても、情報を扱う従業員

自身にその意識が伝わっていなければ同様の事件はどの企業でも起こり得るという事です。

今では紙ベースだけではなくデジタルデータという形で個人情報を持ち出すことができ、その情報が簡単に

ネット上に流出する可能性もあります。多くの会社が個人情報の管理には注意していますが、上記の会社のような

大手企業であっても人の手から簡単に情報が流出する可能性があるという事を改めて再認識させられたものです。

プライバシーマークは確かに消費者に対して個人情報を保護する意識が高い企業である事を認識させる

効果がありますが、実際に情報を取り扱っているのは当然に派遣会社や派遣先の従業員であり、その従業員の

中には多くの派遣社員が含まれています。特に今後は企業側のコストカットが進むにつれて、派遣社員活用

の機会は増々多くなってくるでしょう。Pマークを取得している企業であっても従業員教育を始めとした、

派遣スタッフ自身の意識が向上しない限りは、企業から漏えい問題が無くなる事はありません。派遣スタッフ

は雇用主の違いやその雇用形態の特性上、少数ではあるものの腰かけ感覚でお仕事に就いてしまう人も中には

いるようです。スタッフ自身が大切な情報を管理しているという感覚を、日頃の業務の中で意識しておく事が

大切なのかもしれませんね。

今回は派遣会社のプライバシーマークについて挙げてみました。

 

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