良い派遣会社の見分け方は?

良い派遣会社の見分け方は?

 

今回は派遣会社の見分け方について挙げてみたいと思います。

今ではたくさんの派遣会社があり登録をするにも迷ってしまいますね。

今から派遣社員として働きたいという人にとってはどのような派遣会社が良いのか迷って

しまう事もあるかと思います。

今回はそんな時の派遣会社の見分け方について簡単に触れてみます。

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良い派遣会社の見分け方

・許可番号が与えられているかどうか

まず派遣登録をする際には肝心な点としてその派遣会社が正規の会社かどうかを確認する事が

大切です。まず派遣事業を行う際には労働省の許可が必要になっています。それは派遣法でも

定められている事です。

五条 労働者派遣事業を行おうとする者は、厚生労働大臣の許可を受けなければならない

その為、この許可番号がない派遣会社は「もぐりの派遣会社」という事になります。

許可が与えられている派遣会社には8桁の許可番号が付与されています。最後の4桁が若ければ

若いほど老舗の派遣会社という事は言えるでしょう。

・大手かどうか

必ずしも大手派遣会社が良いとは言い切れませんが、やはり待遇面や福利厚生・求人数など

総合的に見ても大手派遣会社の方が安心感はあります。特に給与に反映する時給や福利厚生の良さは

それだけ事業の健全性を表しているとも言えます。また教育制度も充実している事が大手の特徴で

自社で教育システムを備えていたり他社スクールと提携して派遣スタッフのキャリアアップを支援

している会社もあります。また登録スタッフ数も多いのでその分クライアントの数も多いと考えられ、

知名度も高いのが大手派遣会社の特徴です。またクライアント数が多いのでその分細分化された仕事や

専門職・紹介予定派遣などの仕事も多く、多数の求人の中から仕事を選択したい場合にはやはり大手

派遣会社がベストと言えるでしょう。

口コミはどうか

いくら雑誌やネットで良い事ばかりが書いてあったとしても、それは広告要素の一部である可能性

もあります。実際にその派遣会社が良いかどうかを見極めるには、その派遣会社に登録している人や

現場で勤務している人に聞く事が一番でもあります。登録前にはその派遣会社に登録している人間に

知り合いはいない方がほとんどかと思いますので、ネットや情報交換会・SNS・掲示板等を参考にして

その派遣会社に登録している人の生の声を聴いてから登録を検討するようにしたい所ですね。

業務停止命令の有無

派遣会社の中には過去に業務停止命令が出ていた会社もあるかと思います。

過去に一度業務改善命令が出たという事はやはり法に抵触した行為を行った経緯があるという事

ですから、その点は注意して登録を検討する必要があります。登録をしたい派遣会社があれば

その会社名+業務改善命令などのキーワードで検索できるかと思いますので、気になる方は

調べてみるのも良いでしょう。しかし過去に一度そのような経緯があったからと言って現在も必ず

しも悪質とは限りません。やはり実際に登録をして働いてみたり周囲の現実的な口コミを聞く事で

派遣会社の良さがわかってくる場合もあります。登録自体には特にお金もかからないので何社か

登録してみて自分に合った派遣会社を選択していく事が大切ですね。

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こんな派遣会社は危ない?

さてでは逆にこんな会社は登録をしない方が良いかも?という少し危ない派遣会社の特徴について

挙げてみます。

・社会保険に加入させてもらえない

これは特に中小の派遣会社に見られる傾向です。加入条件を満たしているのに社会保険に加入

させてもらえないというのは、単純に保険料の支払いを免れる事でも利益率を上げたいという

派遣会社の思惑でしかありません。昔の派遣会社には長期の契約なのにあえて2か月未満の契約で

更新し続けずっと保険加入させないという派遣会社もありました。厚生年金・健康保険・雇用保険

などは将来への年金や万一病気のなった時のために必要な保険です。加入条件を満たしているのに

保険加入させてもらえない派遣会社は注意するようにしましょう。

・希望する仕事を紹介してもらえない

希望する仕事を紹介してもらえないというのは幾つかの理由があります。まずはその派遣会社の

求人数自体が少ない場合です。特に中小の派遣会社にはよくある傾向ですが、仕事のパイ自体が

少ない為に、スタッフに仕事を紹介できないというケースです。これは営業力の弱い派遣会社にも

よく見られます。また仕事の数はあるとしてもコーディネーターの数が少なすぎて全てのスタッフに

仕事を回している余裕がないケースというのもあります。このような会社は運営に必要な人件費まで

お金が回っていない可能性もあるのでどちらにしてもNGかと思います。その他はそのスタッフの

スキルに見合った仕事が無いという場合もあります。しかし派遣会社は他にもたくさんあるので

もしどうしても仕事を紹介してもらえないようであれば他社への登録を検討しても良いでしょう。

禁止業務への派遣

派遣法においては禁止業務などが決められています。主に港湾運送業務・建設業務・警備業務・

医療関係業務・いわゆる「士」の業務(弁護士、司法書士、土地家屋調査士、公認会計士等)・

人事労務管理関係のうち、派遣先において団体交渉又は労働基準法に規定する協定の締結等のための

労使協議の際に使用者側の直接当事者として行う業務は派遣が禁止されている業務です。このような

業務に派遣スタッフを送り込む事は違法となります。また昨今では偽装請負なども問題となっており

法に抵触する業務を行う派遣会社への登録は避けておきたい所です。

会社・担当者との相性

これは相性が合わなかったからと言ってその派遣会社が必ずしも悪質とは言い切れませんが、

やはり登録する派遣会社や担当者によって、その人との相性というのは必ず存在するものです。

1つの派遣会社に登録して上手くいかなかった人でも、他社の派遣会社に登録して仕事をしたら

順調に行ったというケースはよくあります。派遣会社は一般的には大手会社は多くの登録者や

クライアントを抱えていてスピーディー・中小は専門業種の派遣や地域密着的なフォローが手厚い

等の特徴があり、そのスタッフごとに相性の合う派遣会社や担当者は様々です。

この相性ばかりは登録して実際にお仕事を始めてみないとわからない部分が多いのが実際です。

大抵の派遣スタッフさんは2~4社程度登録して、自分に合った派遣会社や派遣先を見つけている

というのが実情かと思います。

 

今ではたくさんの派遣会社があるので登録をするとしてもどの派遣会社にするかは迷いますね。

なかなか実際に登録・仕事をしてみないと不透明な部分も多いものですが、やはり大切な事は

実際に行動を起こしてみる事かと思います。頭の中で考えているだけではわからない事も

実際に行動をしてみる事で道が開けてくるという事はよくあります。派遣のお仕事を考えている人は

まず幾つか気になる派遣会社の登録から検討してみてはいかがでしょうか。

※参考 オススメの派遣会社

こちらの記事でも幾つかオススメの派遣会社を紹介していますので参考にしてみてください。

今回は良い派遣会社の見分け方について挙げてみました。

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