派遣社員が時給をアップしてもらう10の方法

今回は派遣の時給をアップしてもらう方法について挙げてみたいと思います。

派遣社員にとって時給アップは嬉しい事ですね。

例えば時給が100円アップするだけでもフルタイムで勤務していれば月に1.5万円前後は収入が上がる事になります。

ですが派遣社員として勤務していても、実際には時給が上がった人というのは少ないのではないでしょうか。

派遣の時給アップをしてもらうには、黙って待っているだけでは実現しにくく、やはり自分から働きかける必要があります。

また派遣会社に納得してもらう為には、時給を上げてもらえるだけの理由や根拠が必要になります。

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派遣の時給をアップする交渉方法

単純に派遣会社に対して「時給を上げてください」と言っても恐らく応じてくれる事は少ないでしょう。

それでは派遣社員が時給をアップしてもらうにはどのような方法が考えられるでしょうか。

幾つか挙げてみます。

 

①派遣料金を元に交渉する

派遣の時給をアップしてもらう方法として、派遣料金を元に交渉するという方法も考えられます。

派遣料金というのはざっくり言えば、派遣先が派遣会社に支払う料金のことです。

就業時に渡される雇用契約書や就業条件明示書などに派遣料金が記載されているかと思います。

例えば時給1500円の派遣社員であれば恐らく2000円前後の派遣料金が派遣会社へ支払われている事が多いでしょう。

派遣会社はそこから人件費やテナントの賃料・社会保険料・広告費等を捻出しています。

実際に自分に支給されている時給と派遣料金に大きな開きがあれば交渉してみる価値はあるかもしれません。

また長期間契約更新を続けていると、派遣料金は上がっているのにスタッフの時給は据え置き…というケースもあり得ます。

派遣料金が上がった理由の一つとして、スタッフの仕事ぶりが派遣先に認められたというケースもあるかもしれませんので、そうであれば当然にスタッフの時給もアップするべきかと思われます。

派遣料金やその料金の推移を見て、派遣会社側に交渉をしてみるというのも1つの方法です。

 

②他社の派遣スタッフの時給を参考にする

派遣先によっては幾つもの派遣会社と派遣契約を締結し、複数の派遣会社から派遣社員を受け入れている企業も多いかと思います。

そのような場合には比較材料として、他の派遣会社の派遣スタッフの時給がいくらか聞いてみるのも意味があります。

派遣先から派遣会社へ出ている派遣料金はほぼ同じなので派遣会社によって時給に差があれば、その派遣会社は他社よりも多めに利を取っている可能性があります。

複数の派遣会社が入っている場合、派遣会社の方から「他社のスタッフの時給を聞き出したり自社の時給を教えるのを控えるように」と釘を刺されている事も多く、無理に人から時給等を聞き出す事はもちろんマナー違反ですが、仲の良いスタッフ等が周囲にいれば参考として聞いてみるのも良いでしょう。

中には他社で、既に時給がアップしているスタッフさんもいるかもしれません。

他のスタッフの時給を参考にして、時給アップの交渉を考えてみるという方法もあります。

 

③今までの実績を元に提案する

例えばどこかの企業に正社員として勤めている人で、真面目に勤務していて仕事ぶりが認められれば、昇給・昇格がある事が一般的です。

アルバイトでさえ長年勤務していれば時給が少しずつアップする事もあります。

派遣社員だけ時給が上がらないというのは考えてみれば少しおかしな話です。

まず派遣社員が時給をアップしてもらうには、やはりこちらから積極的に交渉をしていく姿勢が必要です。

また時給を上げてもらう為にはそれなりの「理由・根拠」が必要で、最もその根拠になりやすいのはやはり今までの勤務実績やスキルの向上が挙げられます。

例えば普段からの勤怠はもちろん、例えば「入社時は未経験で入社したが、その後社員と同等の仕事を任されるようになった」「営業実績で定期的に社内上位に入り業績に貢献している」「リーダー職・マネージャー職を任されるようになった」「今ではベテランの枠に入り、新人指導をするようになった」など、自分の入社時からの社内での活躍を思い返してみれば、何かしら実績に思い当たる節は何かしらある筈です。

時給をアップしてもらう為の根拠を自分なりに探し、交渉してみるのも良いかと思います。

 

④更新時期に交渉する

更新時期に時給を始めとした労働条件の変更の交渉をしてみる事は価値があると思います。

特にそのスタッフが替えの効きにくい人材であった場合、次期から突然そのスタッフに抜けられるのは派遣先や派遣会社としても痛手です。

また更新手続きというのは、そもそも双方の契約内容を定期的に確認し合う目的もありますので、時給等の労働条件変更の交渉があっても不自然ではありません。

派遣スタッフさんの中には更新手続きに何の意味も感じていないという人も多いようですが、せっかくの更新機会ですからそれを機に時給アップの交渉をしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

⑤資格の取得

長期間就業しているスタッフさんであれば、その間に資格を取得した方もいるかもしれません。

簿記・MOS・TOEIC・秘書検定・保険募集人資格・FPなど、派遣社員が取得してプラスになる資格は多くあります。

もしその資格が業務に関連する資格であれば、それは派遣の時給アップの交渉材料の一つになります。

資格取得を始め、業務のためにスキルアップをしているという点を派遣会社にアピールしてみましょう。

 

⑥業務内容の相違

派遣社員の場合、契約書に記載されている業務内容と実際の仕事内容が異なるといったケースが多くあります。

もし契約範囲外の仕事も含めて日々業務をこなしているのであれば、それも時給アップの交渉材料の1つにはなる筈です。

業務内容の相違がある事を相談した場合、派遣会社が派遣先に仕事内容の改善について掛け合ってくれる事もあり、その場合には直接時給アップに繋がらない可能性もありますが、交渉してみる価値はあるかと思います。

自分がどれだけの仕事をこなしているのかを冷静に把握し、時給アップの交渉材料にしてみるのも良いでしょう。

 

⑦営業担当と仲良くなる

派遣社員の場合、派遣会社のコーディネーターや営業担当者と会うことも多いかと思います。

実際に仕事の割り振りや契約条件などにおいて、普段からの担当者との距離感が影響する可能性はゼロではありません。

例えばコーディネーターと仲が良かったり頻繁に仕事上で連絡を取り合っているスタッフさんには、仕事を紹介しやすい場合もあります。

担当者と仲良くなったからと言って必ずしも時給がアップするとは言えませんが、担当者と仕事上の良好な関係を築いておく事は大切です。

 

⑧交通費の交渉

もし引っ越しなどで利用する交通機関等が変わった場合には、それを理由に時給アップの交渉をするという方法もあります。

また派遣社員の場合には交通費が支給されないケースが殆どです。

ですが交渉次第で交通費を一部支給してくれるようになったという事例も多くあります。

時給アップの交渉が難しい場合には、テーマを「交通費の支給」に切り替えて相談してみるという方法もあります。

 

⑨求人広告のチェック

派遣先が決まり就業が開始されると、多くの派遣スタッフさんは自分の派遣会社の求人広告を見なくなる事が多いです。

すでに自分の仕事を確保している訳ですから、それは自然なことかと思います。

ですが実際には、自分よりも後に入社してきたスタッフの方が時給が高くなっていたり、求人広告を見てみたら同じ職場なのに今の自分の時給よりも高く設定されていたというケースはよくあります。

そのため定期的に自分が登録している派遣会社の求人などをチェックし、もし時給が高くなっていたらそれとなく相談してみるという方法もあります。

 

⑩派遣先を変える

もし交渉してみても時給が上がらないという事であれば、思い切って派遣先を変えてみるというにも時給アップの方法の1つです。

確かに職場や仕事内容は変わってしまいますが、時給アップを考えれば派遣先を変えることは手っ取り早い方法とも言えます。

派遣社員の時給を交渉する場合、50~100円程度の金額から交渉するのが一般的ですが、派遣先を変えることで数百円単位で時給がアップする事も珍しくありません。

もし現在の環境を変えても良いのであれば、派遣先を変えてみるという選択肢を検討してみるのも良いかと思います。

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派遣社員の時給アップの相場はいくら?

それでは派遣社員が時給をアップしてもらうには、いくらくらいの金額で交渉をするべきなのでしょうか。

結論から言えば、30円~100円程度の範囲内で交渉をしていくのが良いかと思います。

30円以下ですとあまり時給アップの実感がないでしょうし、100円以上だと会社側からNGが出る可能性が高いと言えます。

 

「たったそれだけ?」と思う方もいるかもしれませんが、派遣会社としては例え100円時給をアップさせるだけでも結構大変なことです。

派遣会社の利益や人件費・社会保険料などを含めると、スタッフの時給を100円アップさせるには派遣先からの派遣料金を300円前後上げる必要があるでしょう。

それだけの交渉をするだけの価値がスタッフさん自身になければ、交渉する事もできません。

派遣の時給をアップしてもらうには、まずは自分のスキルや経験・相場を客観的に把握してから交渉してみるのが良いかもしれませんね。

 

派遣の時給が上がらない理由は?

 

もし交渉をしてみても時給が上がらない場合には、他に理由が潜んでいる場合があります。

派遣の時給が上がらない場合、以下のようなケースが考えられます。

  • 経験・スキルに乏しい
  • 普段の勤怠・勤務態度が悪い
  • 時給がスタッフで一律・固定されている
  • 派遣先・派遣会社の財務状況
  • 派遣先と派遣会社の立場・関係(交渉する程の力がない)

 

実際に派遣会社に時給アップの交渉をしてみても「最初から時給は決まっている」「更新したばかりだから」「交渉自体していない」といった理由で断られる可能性も十分にあります。

時給アップを交渉しただけで解雇されるような事はほぼありませんが、それでも自分の印象が悪くなる事を恐れて時給アップの交渉をしないというスタッフさんも多々います。

その為にはやはり交渉のしやすい大手など、優良な派遣会社に登録をしておくというのも大切な事です。

 

派遣の時給交渉に失敗したら辞める?

どうしても時給を上げてもらいたいスタッフさんの中には、「禁じ手」とも言える一言を口にする方もいます。

それは「時給を上げてもらえないなら辞めます」の一言です。

そのスタッフさん本人としてはなんとしても時給を上げてもらいたかったのでしょう。

 

ですがあくまで個人的には、このような交渉方法はお勧めしません。

このようなやり方が通るのは本当に必要とされている一部の人材であるケースが多いですし、担当者からしても良い印象は持たれません。

交渉次第ではお互いが感情的になってしまい、話がうまく進展しない事も想定されます。

 

また派遣会社によっては「時給をアップさせるくらいなら他の新しいスタッフを派遣する」という意向を持つ会社もあるかと思います。

もし交渉が決裂した場合には引っ込みが付かなくなってしまい、本当に辞めなければならない事になる事もありますし、今後派遣社員として長い就業を考えているのであれば、あまり有効な交渉方法とは言えません。

まずは自分のスキルや実績を向上させていく事から考えていきたいですね。

 

時給アップに対してお礼は言うべき?

時給アップの交渉の結果、もし本当に時給が上がった場合、派遣先の担当者にお礼を言うべきかどうか迷ってしまう人もいるようです。

確かに時給交渉には派遣先の人事担当者なども関係していますので、時給アップしてくれた事でお礼を言いたくなる人もいるのでしょう。

 

ですが基本的にはスタッフさんが直接派遣先に対して時給等の条件面についてお話はしません。

時給については派遣会社側と派遣先で話し合いをするべき事であり、スタッフさんが特別にお礼を言いに行く必要まではないように思います。

 

ただしもし「時給の話聞いた?」などのように、派遣先の上司から話を持ち出された場合などはきちんとお礼を言っておくべきかと思いますし、もし派遣会社の担当者から「派遣先の○○さんにもお礼を言っておいてください」等と言われた場合にも挨拶をしておくべきでしょう。

お礼についてはその時の状況に応じてケースバイケースかと思いますので、どうすれば良いか分からない時には派遣会社の担当者に直接聞いてみるようにしたいですね。

 

派遣社員の時給アップまとめ

派遣スタッフの時給アップについて触れてみました。

派遣社員の方々にとっても、時給の問題は生活に直結する大切なことです。

実際には毎日の仕事に疲れてしまって、時給交渉なんて頭の中に無いスタッフさんが多いかと思います。

ですが少しでも時給がアップする事で生活も少し楽になりますし、仕事をする上でのモチベーションも上がります。

もし機会があれば派遣会社の営業担当者にやんわりと交渉してみるのも良いかもしれませんね。

今回は派遣社員の時給アップについて挙げてみました。

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